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練習が終わる時間がくる。
羽生くんが私のところに来てくれる時間!!ぐふふふ



小太郎はそれに合わせてリンクに行けばそこから暫く帰ってこない。


暇をもてあまして話かけてくる警備員さんは
羽生くんが帰る時間くらいから外回りに出る。




『ふぅ〜、、』

「はにゅーくん!!お疲れ様!今日は調子どうだった!?」

『まあ、わりと』

いつものように中身のない返事をしてくれる羽生くん。



私の前に腰かけて、汗をふいて、斜め上を見上げながら今日のジャンプのイメージをおさらいしてる。


かっこいいが過ぎる。
なんでこんなパーフェクトな美肌にちゅるちゅる唇に可愛いクセ毛がピコンと立ってるの?

私をどうしたいんだ?
はにゅーくん、今日も大好き!穴が開くほど見つめてやる!!!


「お腹すいた。」


羽生くんが両手で膝をポンとして私をみる


『え!餃子…は食べたくないよね…私のものは怪しいから受け取れないか、あっチョコが…』






「餃子がいい」



『え!!!!!!!』



自分であげるために作った餃子だけど、ほんとに私の餃子でいいの!?


「餃子、俺にくれんじゃないの?」


羽生くんはかっこいい瞳でナルシストっぽく言ってくる。




めっちゃかっこよ……

じゃなかった




『餃子!!あげるあげるあげる!いや、もらって!!もらって頂けたら私も餃子も本望ですから!!』



いやまて。
餃子小太郎お前どこさ持ってったんだ!!!あんにゃろう!!


「ちょ、ちょっと待ってて!小太郎が持ってるから返してもらってくる!!」


『誰でもあげんのかよ』


へ!?
いやいやいや餃子も望んで小太郎のとこにいったんじゃないよ??



「あげてない、行き場を失くした餃子を小太郎が回収しただけ。とり返してくる」



『もーいー。気分変わったわ』


なんと!?!?




「私の気分は変わってない、羽生くんに食べてほしいのっ!!待ってて!絶対帰っちゃだめだよ!」


『いっつも、あげてんの?』






え……?なに?誰に?なにを?小太郎に餃子を?




「餃子?小太郎私の餃子すきだから、、って小太郎にはいつでもあげれるから、羽生くんにあげたいんだよ私は!!」



餃子だって羽生くんの胃に入りたいに決まってんだよ!!



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設定タグ:羽生結弦 , フィギュアスケート   
作品ジャンル:ラブコメ
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王様じゃんぷ(プロフ) - だんごさん» ありがとうございます(ToT)自己満足100%で楽しく書いたので、楽しいって言って貰えて嬉しいです。感謝:) (2021年10月21日 10時) (レス) id: 8d4c9c3192 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。これからの展開どうなるのんかぁー?更新待ってます! (2021年10月20日 14時) (レス) @page41 id: 69db7dc37a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:王様じゃんぷ | 作成日時:2021年5月7日 22時

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