夜の舞人☆ (土方十四郎) (ページ11)

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貴方side

少し歩いた先には「万事屋銀ちゃん」の看板。

そこを目掛けて進み、階段を登る。

貴「…」ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

シーーーーン……

貴「あれ、でない。もう1回。」ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

シーーーーン……

貴「………」ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝp「うるせええええええええ！！！今何時だと思ってんだああああ！！…ってお前かよ！！」

バン！！と大きな音を立てて扉が開いたと思ったら今度は銀髪の天パヤローが大きな声を出してきやがった。

貴「なんだ、いるんじゃん。いるならいるでさっさと出てよね。」

銀「ったく、今何時だと思ってんだよ、、、。で、何のようだ？」

貴「もう分かってるでしょ?私がここに来る理由くらい。」

銀「んだよ、また泊まりに来たのかよ。うちはホテルじゃねーってんだ。」

貴「まーまー。こんなか弱い若い女性が困ってるじゃん。助けてくれてもいいんじゃない？」

ん、と言って、途中コンビニで買ってきたショートケーキを渡す。

銀「誰がか弱い女性だ、コノヤロー。」

とかいいながらちゃっかりケーキ受け取って、私が入ってこれるように扉開けたまま奥に入ってちゃって。

銀さんも素直じゃないなぁ。