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渋谷side ページ26
俺が止めたのは
家から少し離れた海が見えるところ。
丸「きっもちー！！」
渋「ええやろここ
ほれ、あとすこしで日没やぞ」
そういって防波堤にふたりで登った。
そこから見えるのは
遠くまで広がる海とその向こうに
沈みかけとる大きな夕日。
丸「またバーベキューしたいなぁ」
渋「またあの企画やりたいな」
あの日のことが昨日のように感じて
月日の流れの速さを改めて実感する。
丸「なんでここに来たん？」
渋「息抜きや」
ここ最近俺を含めみんな
ピリピリしとったしそろそろ息抜き
をする時かななんて
らしくないけど考えてたりもした。
亮に早く帰ってきて欲しいけど
今の状況で帰ってきたところで
多分みんなも複雑な心境やろうし
また抱え込ませてしまうと思う。
だからこその
息抜きやったりもする。
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作者名：原西 スミス | 作成日時：2017年10月4日 15時
