21 ページ21
·
テンパりながら 、なんとか立ち上がり
「えーっと 、選んでいただきありがとうございます!!」
足と声は少し震えてる。
やばい 、こんな緊張したことないよー ///
いえいえと言って軽くお辞儀をしてくれた
愛華ちゃん。
「えーっと 、愛華ちゃんはどんな男性がタイプですか??」
声が震えてるから 、ちゃんと愛華ちゃんに
自分の言葉が届いてるか心配になった。
だけど会場が 「おぉ〜!!」と沸いたので
ひと安心して胸をなでおろした 。
「ナイス質問ですね〜!」
なんて俳優さんがフォローしてくれて
愛華ちゃんが微笑み口を開いた。
「好きな男性のタイプは 、 よく食べてー、
よく笑って 、 一緒に居て向上心が持てる人ですかね 。 」
その言葉に 、また会場が沸いた。
まるで誰かを想像するように
ゆっくり話すから 思わず恋人が居るのかな?
なんて考えた 。
「 ありがとうございました !笑 」
座ると隣であかねが小声で
「ナイス質問 ! 笑 」
なんて肩をツンツンしてきた 。
私も、つい得意気な顔をした 。
周りの子が羨ましそうに、こちらを見てくるから凄く視線が痛い 。
けど 、 心から愛華ちゃんに感謝します(泣)
それから 、あっというまに
舞台挨拶が終わり 私達は会場を後にした。
「うらやましいよ〜!結衣!!
10年分くらいの運 使ったんじゃない!? w 」
駅まで、ずっと話は これで持ちっきり 。
「たしかに… ww」
なんて言いつつも 、もっともっと
すごい運が付いてるんだよ。
親友に言えない秘密を
新たに抱えてしまい
隣人が大倉くんだとバレないように嘘まで
ついてしまった最低な私への『 罰 』 は
すぐ 、そこまで迫っていた 。
そんな事にも気付くはずもなく
夜ご飯はあかねと外食して
駅で 「 また明日 」 なんて手を振って
家路へ着いてテーブルの上の
大倉くんから貰ったクッキーを見て微笑み
学校の準備をしてシャワー浴びて
疲れ切っていたのかすぐ眠りについた 。
·
165人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モカ(プロフ) - 最後の方で主人公の名前が「あかね」になってるところがあります! (2018年1月5日 18時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ともみさん» ともみさん初めまして(((o(*゚▽゚*)o))) 貴重なリクエストありがとうございます!! ぜひ 、期待に添えれるラストを書けるように頑張ります(p`・ω・´q) (2017年8月29日 6時) (レス) id: e2316db0cf (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - たこすさん» たこすさん、貴重なリクエストありがとうございます!! 更新楽しみにしてくれていて凄く嬉しいです(・_・、) 励みになります!! 期待に添えれるように頑張ります (*^^*) (2017年8月29日 5時) (レス) id: e2316db0cf (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 初めまして*_ _)是非ハッピーエンドで見たいです!! (2017年8月29日 0時) (レス) id: 8b8fb630cc (このIDを非表示/違反報告)
たこす(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!ハッピーエンドが良いです! (2017年8月28日 17時) (レス) id: 593eeee0ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rui | 作成日時:2017年7月20日 23時