eightの8人目

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黄 side







お店の個室に先に居ってAを待っとったら襖が勢いよく開いた。



ビックリして見るとキラッキラの笑顔のAがおった。






錦「仕事時間通りに終わってよかったな〜笑」


『今日調子よかった！』


錦「凄いやん笑」







正面に座ったA。






錦「……なんか少し痩せた？」


『うん〜体重計ってへんからわからん笑』


錦「ちゃんとご飯食べとる？」


『食べてるよ〜』







前に会った時よりシュッとしてて、痩せたっていうより…痩けた？


ドラマでアクションシーンとかも結構あって大変らしいけど……







錦「いっぱい食え！」


『なんか信ちゃんみたいな事言うなぁ笑笑』


錦「何飲む？」


『明日仕事やからお酒はいいわ〜』


錦「酎ハイにしとく？」


『あー……久しぶりやしな!!酎ハイ飲む！』






少し迷った後にそう言ったA。


色んな事しゃべっとったら食べるもんとかも注文したものが全部きた。







『俺主演のドラマ初めてやってんけど、、』


錦「アクションシーンとかもあるんやろ？」


『うん。なんか、どっくんやっぱり凄いなぁって思う』


錦「なんで笑」


『ドラマ決まって、撮影して、関ジャニの仕事して、番宣いって、って……俺今ドラマの撮影だけでいっぱいいっぱいやねん』






へらって弱々しく笑うA。






錦「俺も辛いねんで？撮影しとっても、人見知りで共演者の人とやっと仲良くなれたって思ってもすぐクランクアップとかで…一人の仕事全然慣れへんもん。」



『そーなん？』



錦「うん。Aは共演者の人達と仲良くなったん？」


『どっかご飯行く〜とか、そこまで仲良くなったわけやないけどな、けど結構喋りかけてくれたりとか、場を和ましてくれる人達がいっぱいおるから楽しいで』


錦「それはAのいい所やん」


『俺？』


錦「うん。なんかAっておるだけで癒されるっていうかオーラが、なんか和むねん」


『なんやそれ笑』


錦「Aのその雰囲気が自然と場を和ましてると思うけどな」


『…ありがとう』


錦「こっちこそ」







なんか真剣にこんなん喋ったの初めてでお互いギクシャクする。笑






『明日クロニクルの収録やんなぁ』


錦「そうだね〜」


『皆と会うの二週間ぶりや』






嬉しそうな顔で言うA


…顔赤なってきてるけど大丈夫かな？笑




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