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Aside

川上「んで?どうなん?新しい試みの方は。ここ一週間割とオフィスに来てたらしいけど。」

私がビールを飲みながらテレビを見ていると、横からタクが質問を投げかけてきた。

『一回ね、記事も出させてもらってさぁ、楽しいわ結構。』

川上「まあそうやろうな。人見知りなんは大丈夫なん?」

やっぱりタクは私が人見知りなところが心配なようだった。でもそれは大丈夫。

『んー、まあタクもおるしいいかなーって。みんな優しそうやし大丈夫やって。』

川上「ならよかったわ。でもQuizKnockって男が多いから気をつけろよ。まああの人らなら大丈夫やと思うけど。」

『男の人は大丈夫よ。私はどっちかというと女の人の方が苦手やし。』

川上「心配で仕方がないわ…」

タクが至極心配そうな顔でため息をつく。そんなに信頼がないのだろうか。思いっきり不満をあらわにしながら文句を言うと「信頼ないわ」と言われてしまった。

『なんでよ。』

川上「昔からAのそういうとこ信用できひんからな。」

えー、とまた文句をいうと「はいはい、とにかくなんかあったら言えよ。」と流されてしまった。タクの方を向いて不満の目線を送るも完全にスルーしてお酒を飲んでいる。

川上「同じグループにおるわけやし、いつでも相談には乗るから。」

不満を感じつつも手に持っているビールに意識を戻すが気づくとグラスの中は空で。
今度は何を飲もうかな。私はテーブルの上に並んだいろんな瓶から1つを選び、自分のグラスについだ。

こうやって2人並んでお酒を飲み、一緒にテレビを見ている姿ははたから見てみればカップルのように見えるのだろうか。残念ながらお互いに何か特別な気持ちを抱いているわけでは無く、ただ酒が飲みたいという理由で集まっているのだが。

川上「そういや、晩飯は食ったん?」

『いや、食べずにきたわ。』

レポートの作業が終わったばっかりだったので食べずにきてしまった。しかし室内での作業だったので思ったよりお腹も空かず飲むだけで大丈夫そうだ。

川上「大丈夫か?何か作ろか?」

『大丈夫。割とこれでいけるんよ。』

私はタクお手製のおつまみを食べながら答える。ピリッと唐辛子が効いていてお酒に合う。やっぱりお母さんみたいだ。不摂生だと怒るし、何かと心配してくるし。

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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