君とまた出会うまで…【名前変換オリジナル】

lastepisode ページ44

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結婚前夜










明日は結婚式があって...私の誕生日でもある。




「...」




莉久「好きだろ？オセロ」




「だからってなんで今？？」




莉久「いやぁ〜...思い出に浸ろうと思って」








莉久はたまに変な所がある。
今日だって明日結婚式なのに急にオセロをしたいだなんて










莉久「まぁまぁ、いいだろ？たまには」


「いいけど、久しぶりだからって手は抜かないぞ」





莉久「相変わらず強気だな」










私は駒を置いた。

その感覚が高校時代を思い出させる...
私達が出会って、惹かれあってすれ違った。


今思うと子供のような恋愛ごっこ






だけれど、どれも大切で
全部全部なきゃダメなんだって今になって思う。










「じゃあ、私が勝ったら何してもらおうかな」








莉久「ははっ、何でもするよ？Aになら何されてもいいし」






「そ、そんな事言うな...」



莉久「照れてる？」



「うるさい！！」















それでもこんなに莉久を好きなのは...




きっと理由なんてないんだろうな



















「やった！私の勝ちだ！」



莉久「やっぱ強いな〜」










「へへっ、私に勝とうなんて100年はや...」






-----------------------------グイッ





腕を引き寄せられて、キスをした。

心の準備なんてない

君はいつだって急なんだから


















「もう...恥ずかしいだろ！お嫁に行けない！」







莉久「ははっ、俺が貰うから心配すんなよ笑」










全く...敵わないのは私の方かもしれない



















莉久「俺は、どんなお前でも愛してるよ」



「...ばか」



















これは、モノクロだった私の世界が彩られる話















これからは君と私の世界に色がつくんだろうな





ずっとずっとこの先も...

















┈┈┈┈┈┈┈┈┈END॰˳ཻ̊♡

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