君とまた出会うまで…【名前変換オリジナル】

after.24 ページ24

結局、あの後普通にお風呂はいって寝た…


でも少しだけ話をしたんだ




高校の時のこと、今に至るまでの長い話をお互いにゆっくりと話した。





懐かしい気持ちと嬉しさで久しぶりに気持ちよく寝ることが出来たんだ。















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莉久「…ん」












お味噌汁の匂いとフライパンで何かを焼く音
カーテンの隙間から刺す日差しに朝を感じる。




莉久「…んん」














私はベッドで布団に掴まって寝ている彼の肩をトンっと叩いた。











「莉久！起きたかー？」




莉久「A…」










まだ目がとろんとしている。莉久は意外にも朝が弱い











「今日は朝から授業なんでしょ？そろそろ起きて支度しないと遅刻するぞ？」




莉久「そう…か」











目を擦りながらゆっくりと体を起こす。
莉久の寝癖は特徴的で少し笑いそうなのを堪えた。
















莉久「…いい匂い」




「朝ご飯を軽く作っておいた！でも冷蔵庫の中身が全然無くて焦ったぞ 笑」



莉久「そうだったんだ、ありがとう」













「ははっ、どういたしまして」












なんて事ない朝なはずなのに、莉久がいるだけでこんなに違うものなんだ。








朝、私は目が覚めて莉久の顔を見た時…

すごく嬉しかったんだ














夢じゃない、莉久がすぐそこにいて

また私達は…会うことが出来たんだと









そう実感した。

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