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どのくらい経ったのだろう?
気がついたら真っ白い天井が見え、ふかふかするベッドに横たわっていた。


そのベッドの横には椅子があり、その上に太宰さんが座っていて目が合った。


「起きたかい?」


『はい、おはようございます。』


無駄にドキドキと早い胸に手を置き体を起こそうとすると「まだゆっくりしていて」と太宰さんに体を抑えられた。


何この太宰さん、太宰さんじゃない……


「1寸驚いたよ、真逆倒れるとは思わなかったけど」


『……ご心配お掛けしました。』


「まぁでも」


太宰さんは頭に手を置き私の頭をまるで、割れ物を扱うようにゆっくり触れ撫でた。
本当に太宰さんは心配してくれていたんだと思うと少し暖かい気持ちになる。


「Aと二人きりになれるからいいよね!」


『え?』


前言撤回。


「邪魔な中也も居なくなったし……」


少し暖かい気持ちなんて勘違いだったのかもしれない。


「何より私のものなのにほかの人に血を飲まれるのが腹立たしい。」


太宰さんの顔に影が落ちる。
まずいまずいまずい……。


「ねぇ、どうやって鎮めようか?」


私の頭から手を離すと、ベッドに手をつける太宰さん。ギシッと言う音を立てて軋むベッドに
身の危険を感じベッドから起きようとする。


「駄ぁ目」


と肩を抑えられた。


『私、まだ体調が悪くて……』


「そうみたいだね顔を真っ赤にして____」


早まる鼓動。
ああそうか、そうだったのだ。
私は命令されて、惚れていることになっている。


「ふふ、可愛い」


*

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橙咲 - ダメダ・・・ オレハモウシンダ・・・ (萌え死に) (2018年12月30日 14時) (レス) id: b1f9c1e839 (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - 五月雨花火さん» 久しぶりの更新でグダグダしてしまっていますがそう言って貰えると嬉しいです(´;д;`) (2018年8月6日 7時) (レス) id: 4b0e928a60 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - んんんん“ん“ん“ん“!あー、もうまじでやばいです…!!更新楽しみにしてます! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 1d8d71161b (このIDを非表示/違反報告)
みさきみ(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!!!これからも応援しています! (2017年7月20日 23時) (レス) id: 9dabad6f4d (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - 葉山白狐@ビースト廃人さん» 苦しい言い訳ですが……←はい!ありがとうございます頑張らせていただきます (2017年6月6日 7時) (レス) id: b29d04a7cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:新那 | 作成日時:2017年3月10日 0時

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