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…03 ページ11
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気まずい…
なんだかわからないけど、気まずい…
DH「ね？だから、起こしてね」
眉下げて瞳潤ませちゃって…
思わず「うん」と言っちゃいそうなドンへのおねだり
いや、ダメダメ！
ここで甘やかしたら、
この先の生活に支障がおきる…
ドンへはアタシに甘えっぱなしになるはず…
「だから、ムリ！起こせない！」
DH「もー、なんでー」
「アタシはいないものと考えて、いままで通りに起きて！」
ドンへの腕を引っ張って立ち上がらせる
なんだかキャンキャン言ってるけど無視
そのままドアの外へドンへのカラダを押し出した
DH「ちょ、ちょっとー。まだ話の途中だよ？」
「話は終わりました。もう寝るからね、おやすみー」
感情は込めないで一定トーンで伝える
それでもドンへはアタシの腕を掴んだまま
DH「ねぇ、Aってばー」
「もう、しつこいよ。ドンへ？しつこいオトコは嫌われるよ？」
ドンへの腕を払いながら
言うことを聞きそうな軽くダメージを受けそうな一言を添えた
DH「Aの意地悪…。けちんぼ…」
ボソッとつぶやいたドンへが自分の部屋に戻った
って言うか…
意地悪？
けちんぼ？
なんで？なんで悪者扱いなワケ！？
ちょっとイラッとしながら
ちょっとモヤッとしながら
ドンへの言葉が脳内をグルグル回って…
気がつけば眠れないまま夜が明けていた…
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作成日時：2014年1月23日 0時
