2話 江口side ページ4
あーそういえば今日はAと付き合って3ヶ月だ。
意外でしょ?俺がちゃんと覚えてるとは思ってなかったでしょ?みんな!!
なにかプレゼントあげようかな?あーでも好みとかよくわかんないんだよね。
Aとはデートもしたことないし、手を繋いだり、それ以上のこともない。
こういう時は翼さんに聞いてみよう!
ちょうどいいところに翼さん発見!!
台本読んでる...
話しかけても大丈夫かな?
江「あの、翼さん!今いいですか?」
代「?どうしたの?」
江「女性ってどんなものをプレゼントしたら喜びますかね?」
代「え?なに?えぐ彼女いるの?」
そうだった、誰も俺とAが付き合ってること知らないんだった。
江「あー妹にプレゼントしようと思って。」
代「なんだ、妹か〜えぐに彼女がいるって思っちゃったよ〜」
いや、いるんですけど、言えないんです!
代「んー好きなものとかわかんないの?」
江「はい、まったく。女性にプレゼントするのすら初めてで...」
代「んー無難にアクセサリーとか香水はどう?」
江「いいですね!探してみます!翼さんありがとうございます!」
代「気に入るやつあればいいね!じゃあ俺は台本読むから〜」
江「はい!」
よし、この仕事終わったら買いに行くぞ〜
代「ほんとに妹なのかな〜?」
何をプレゼントしようか舞い上がってた俺に翼さんの呟きは聞こえなかった。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2018年7月24日 16時