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14話 江口side ページ16

次の仕事Aと一緒になった。


するとAが俺の方によってきた。


桃「江口、ちょっと。」


江「どうしたの?」


桃「どういうつもり?」


江「え?何が?」


桃「なんで付き合ってることばらしたの?」


あ、良平さんになんか言われたな。


江「いや、ばらしたっていうかバレた。」


桃「結局聞かれて肯定したんでしょ?じゃあバラしてるのと一緒じゃん。」


なんでこうも隠したがるんだろう...


江「なんで隠したがるの?俺と付き合うの嫌なの?」


そう言うとAは黙った。


なんか言ってよ。


桃「...の...から。」


江「え?なんて?」


桃「江口のファンが傷つくから!付き合うのが嫌なわけじゃない。」


俺のために隠してたの?


江「ありがとう、A。でも、隠すのやめよう?」


桃「あんた馬鹿なの?結婚するって報告ならまだしも、付き合うってだけで、報告とかしなくていい!少し考えれば分かるでしょ?」


江「でも、俺は嘘をつきたくない。」


嘘をついたくないし、隠したくない。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2018年7月24日 16時

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