もっと優しくしてください江口さん！

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収録後、次回のシーンのアフレコを練習したくて1人でスタジオに残ってしばらく練習した
すると窓ガラスからコンコンと聞こえ目を向けると江口さんが立っていた








貴方「江口さん！何してるんですか？」

江口「次の収録ここのスタジオなんだ」








そっか、もう結構時間経ってたんだ
そろそろ帰ろう









江口「どう？彼氏はできた？」

貴方「残念ながら…」

江口「いひひっ だろうね〜」







イッラァ…
今に見てなさい。すぐ出来るから！







貴方「じゃあお疲れ様です！」

江口「待って、俺も行く。ちょうど飲み物買おうとしてたから」








そういう江口さんと一緒にスタジオを出た





「お前に何がわかんだよ」









江口さんと並んで廊下を歩いていると楽屋からそんな言葉が聞こえた
あれ、梅ちゃんの声だ。まだいたんだ
気になって楽屋を覗くと梅ちゃんが久我くんの胸ぐらを掴んでるのが見えて咄嗟に止めに入った








貴方「ちょ、ストップ！何してるの！？」








突然入ってきた私を見るなり2人して驚いた顔をしていた








久我「何でもないよ〜！…ねえ梅原くん」









何でもないと言っていても明らかに梅ちゃんは怒った顔をしていた
そして掴んでいた久我くんの胸ぐらを乱暴に離して楽屋を出ていった









貴方「久我くん、首怪我してるよ！」









梅ちゃんに掴まれた時に出来てしまったのか薄ら血が滲んでいた
それを見て鞄の中からポーチを取りだし絆創膏を渡した









貴方「江口さんすみません！飲み物は1人で買ってください！」









それだけ伝えると返事を聞かずに楽屋を飛び出した









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