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「あっすいません…」



思わず手をひっこめ謝る。




すると、





「あれ、お隣の…」




目に飛び込んで来たのは優しそうな目元



マスクをしてて口元は見えないけど



確かに朝みたお隣の彼だった。




斉「え?あ、來海さん?」



もう名前覚えて貰えてるのか。


と驚いたのと同時に私がまだ覚えられていないことが申し訳なくなった。





斉「あっすいませんこの本…どうぞ?」



「いえ、大丈夫です!手に取ろうとしただけなので!」




そうですか、と言って本を持ち直すお隣さん。



「(そうだ、斉藤さんだ。たしか)」



そんな名前だった気がする。



イケメンで働く好青年の上、文学青年とはどれだけのスペックを持ち合わせているんだこの人は。






斉「えっと、今帰りですよね?本とかよく読まれるんですか?」




「はい、仕事から帰るところで…。

読みますよ、本好きなんです」





斉「僕もです!」




こんなたわいもない会話をいきなりするとは思ってなかった。





「えっと、じゃあ…」




斉「あ、あの!帰り道一緒ですよね




よかったらお茶して行きませんか」




「え?」





私を引き止めた予想外の言葉に少し驚いた。

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おもち - ピュアッピュア……! (12月21日 12時) (レス) @page34 id: 95fb7582ab (このIDを非表示/違反報告)
桐。(プロフ) - すずみさん» ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しい限りです! (2020年1月22日 23時) (レス) id: c2427a531b (このIDを非表示/違反報告)
すずみ - めっちゃキュンキュンしました。謎にもっと、壮馬くんの事が好きになりました。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: c911cfbf5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桐。 | 作成日時:2019年8月24日 23時

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