File.6 ページ28
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おかしくない？
私だって、一応オンナであり、...オトナなのに。
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A「...色気ってなに。」
朝の更衣室。
羽織っていた私服のカーディガンを脱いだら、ふわりと香った自分の香水の甘さにクラついた。
...こういう匂いは好きじゃなかったとか。
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八重子「はあ？」
白いレースのついたキャミソールの上から制服の白いジャケットを羽織る。
ああ、まさかこういう下着は好みじゃないとか。
鏡越しに目が合った八重子ちゃんが首を傾げる。
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なにを朝から...、と八重子ちゃんがため息をついた。
いや、いやいや。
ため息をつきたいのはこっちなんですけど。
更衣室を出ていく八重子ちゃんに続いて後を追いかけた。
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八重子「それ、ここでする話？」
A「ここでする話だとは思わないけど、早急に話を聞いてもらいたいんです。」
八重子「...アンタもつくづくエゴイストね。」
A「は？」
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今度は私が首を傾げる。
おはようございます。と姿勢正しく座っている八重子ちゃんの隣にすり寄った。
A「あんまり大きな声では言えないんですけど...」
八重子「だったら早急に！この話はやめるべきね。」
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ああもう話が進まない。
忙しいアピールをする八重子ちゃんにお構いなしに話し続ける。
A「あの...私って色気ないですか？」
八重子「...ないんじゃない。」
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A「ええ！？」
ロビーに響き渡った声に思わず口を手で塞ぐ。
そんなハッキリ言う？
女に生まれたんだから少しくらいあるでしょうよ。
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A「顔？顔がいけないの？メイク？それとも年下だから？」
八重子「ああもうなんなのよ。」
痺れを切らした八重子ちゃんがバン、とフロントデスクを叩いた。
A「やだちょっと声大きいですって。」
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みき(プロフ) - あの、ほんとにエゴ彼大好きで...泣 最後の最後まで山田さんかっこよすぎて死亡しました！できたら続編とか見たいです！！笑 (図々しくてごめんなさい) (2019年2月22日 10時) (
レス) id: 0b1b5d9298 (このIDを非表示/違反報告)
shuuka(プロフ) - すごく面白かったです！どの作品も面白くて、あすみさんの小説を読むのが毎日の楽しみでもあります！！あすみさん大好きです！笑 (2019年2月15日 21時) (レス) id: 4dbc1de551 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 柘榴さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！このふたりが夫婦って一体どんな感じなんだろう…想像つかないですね…(･･;) でも面白そうです（笑） 機会があれば書いてみたいと思います！ (2019年2月12日 16時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - クルミさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます！ このふたりのその後も面白そうですね（笑） 機会があったら書いてみたいと思います！ (2019年2月12日 16時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 美夏さん» コメントありがとうございます！きゅんとしていただけてよかったです(＞＜) (2019年2月12日 16時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時：2019年2月1日 0時
