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気がつけば夜になっていた
(そろそろ帰らないとな〜、)
そう思い電車に乗った
"間もなく、○○に到着します"
(もうすぐか、)
自分の降りる駅が近づいていた
その時
"スッ、、"
(ん、?)
(これ、社員証、?)
床に落ちていた社員証を拾おうと少しかがんだときだった
"あ、その社員証俺のですっ、!"
前から男性の声が飛んできた
前を向くと声の主だろうか
その人の顔が目の前にあった
(近 _____、)
"っ、うわ、すいませんっ、!"
男性は焦ったようにその場から一歩後ろに下がった
"社員証ありがとうございます、すいません、すいませんっ、"
「と、とりあえず駅、降りましょう、」
「無くしたかと思った、」
「ありがとうございます、本当に、」
「いえ、そんな、」
「そうだ、もし良かったら家でご飯食べて行きませんか?」
「え、っ」
「って、初対面でご飯食べませんかって、流石にキモすぎだろ!、!」
「いえっ、全然迷惑じゃないですし、」
「ちょうど夜何食べようか考えてたとこなので!」
「本当ですか、!?良かったぁ、」
「あ、俺観音坂独歩です、」
彼は"観音坂独歩"と名乗った
「観音坂さん、でいいですか?」
「はい、全然大丈夫です、!」
「えっと、」
「あ、霜月Aです」
「霜月さん、覚えました、!」
私は観音坂さんの家についていくことになった
「俺、幼馴染と住んでるんですけど、女性恐怖症なので、もしかしたら、、」
「あー、分かりました」
女性恐怖症の人か、
なんとなく不安はあった
初めて会うし
「あと今日はもう一人、来るんですけど、大丈夫ですか?」
「あ、はいっ、多分大丈夫です、!」
「すいません、でも、優しい人なので、霜月さんにもきっと快く接してくれます!」
("きっと"、か、)
しばらくすると観音坂さんの住んでいるマンションについた
「ただいまー、」
"お?どっぽちんおかえり〜!"
"先生もう来てるぜ〜!"
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作者名:ヒスイ。 | 作成日時:2024年2月1日 21時