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碧棺左馬刻side
あの日すぐに家に戻って彼奴との写真を探しまくった
「おい銃兎
この女を探してほしい」
俺が彼奴に会える最後の頼みの綱のようなものだった
どうしてもあの答えが聞きたかった
「言っときますが、私だってそんな暇じゃないんですよ」
「いいだろ別に、仕事だ仕事」
「左馬刻お前なぁ、っ、」
銃兎に頼んで彼奴を探してもらった
昨日と同じように中華街を通っていたら彼奴らしい立ち姿をしたやつがいた
「すいません、ちょっと良いですか?」
銃兎が"警察"として話しかけてここに連れて来る
そこまでは良かった
"アンタには分かんないよ、ッ、!
昔だったら絶対に言わねぇことを彼奴は口にした
そこでわかった
彼奴は昔とは違うのだと___.
「あの人、Aさんと何かあったんですか?」
そう銃兎に聞かれて俺は答えることができなかった
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作者名:ヒスイ。 | 作成日時:2024年2月1日 21時