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忙しい私の毎日が少し落ち着いてきた頃
もうすぐ"Division rap Battle"が始まるらしく、周りは騒がしくなってきた
午前 7時56分
家をでる準備をしながらテレビを見ていた
『中王区主催、"Division rap Battle"のトーナメントが始まりました。
トーナメントには、
"イケブクロディビジョン Buster Burs!!"、
"ヨコハマディビジョンMADTRIGGERCREW"、
"シブヤディビジョン Fling Posse"
"シンジュクディビジョン 麻天狼"も出るそうです________』
「……」
ピッ
テレビを消して準備を始めた
…彼らもラップバトルにでるのか、
頭の片隅で気になりながらも今、目の前のことに集中しようと切り替える
午前 8時15分
玄関先
私は乙統女様から渡されたヒプノシスマイクをそっと鞄に入れてドアを開けた
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「やっぱり行こうよ!"Division rap Battle"!」
「絶対嫌」
「えぇ!?なんで!!」
会社に来てそうそう同僚である幸が私にそう言う
それだけで十分行きたくない
いや、でも
彼らが必ず出るという訳でもないし、
もしかしたら予選で落ちるかも知れない、?
「……」
「ね!お願い!
美雨ちゃんと寧々(同僚)も誘ったけど予定があるって言われちゃってさー!
Aにも断られたら私1人なんだけどー!?」
「…、わかったよ、行けばいいんでしょ」
「本当!?ありがとう!」
結局押しに負けて行くことなった
…私本当に押しに弱いな、
寂雷さんのときもそうだったし、
、強い意志を持とう。
午後6時半
「そろそろ上がりますお疲れ様です」
"お疲れ様ー!"
「ふぅ〜、今日も1日疲れたぁ、」
今日はいつもより早く帰ることが出来た
家に帰ったらゆっくりしようと、思ってたのに______、
"クソッ、!なんで負けるんだよ!"
「(ひぇっ、)」
運がいいのか悪いのか
なんとまあ、ガラの悪い3人組と鉢合わせ
"ギロッ"
「(ひぃぃ、)」
じっと見つめていると睨まれた((当たり前か
"あ"?何見てんだよテメェ"
「ヒ、いえ、そんな、ッ、」
"お前らみたいな奴のせいだよ
俺達がMADTRIGGERCREWに負けたのも!!"
「(いや、なんでそうなる!?)」
"MADTRIGGERCREW"
左馬刻がいるチームか、きっと強い
"お前でこの苛々、晴らさせてもらうぜ!"
そう男たちはヒプノシスマイクを構えた
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作者名:ヒスイ。 | 作成日時:2024年2月1日 21時