光をくれたのはきみでした 【木兎光太郎】

11 木兎 ページ12

ｷﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


よっしゃ!!!放課後！部活!!!!



ﾊﾞﾝｯ!!


光「おっ、一番乗りか!!!」



パパっと着替えるぞ！早くバレーしたいからな!!!
でも、あかーしが来ねぇと出来ないんだよ!!
早く来ないかな〜



ｶﾞﾁｬ


木「やっぱ、木兎か」


光「なんだよ!!やっぱって!!!」


木「別に〜」



そーいや、あいつ大丈夫なのか…？



木「あいつって？」


光「えっ!?なんで、俺の考えてることがわかったんだ!?木葉、超能力者!?」


木「なわけないだろ」


光「なんだよ〜!!」


木「それで？誰なんだよ」


光「今日の朝、教室行く途中な、女の子にぶつかったんだよ！その子が全身びしょ濡れでさ！ブレザー貸してやったんだ!!!風邪ひいてねぇかなって！」


木「それで、その子の名前は？」



名前か。名前…、名前………



光「あっ、聞いてねぇ!!!!」


木「まぁ、そうだよな。木兎、今日遅刻してきたもんな」


光「そうだ！聞いてない!!どーしよ！」


木「まぁ、たぶん女の子は木兎のこと分かるでしょ。いろんな意味で有名だし」

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