光をくれたのはきみでした 【木兎光太郎】

33 ページ34

目覚めがいい朝です。

いつも通り、みんなで家を出て学校に行くよ。

今日もいつも通り行くと思ったんだけど、放課後はいつも通りじゃなかった。



ｷﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


よし、帰ろう。


女1「水野さん、ちょっといい？」


「なんですか。急いでるんですけど」


女1「すぐ終わるから来てもらえる？」



はぁ…。めんどくさ。この人達誰ですか。



女2「誰もいないよ」


女1「水野さん。木兎くんとどういった関係なの？」


「ただの、同級生。かな」


女1「じゃあ、なんで木兎くんがあなたなんかに構うの？」


「それは、分からない。木兎光太郎に聞いてみれば？」


女1「そうね。そうするわ」


「それだけ？じゃ、帰るね」


女1「えぇ」



帰ろうとした時


ﾊﾞｼｬ!!



女2「あははは!!!!」


「つめたっ……」



水かけられた。



女1「あんたなんかが木兎くんと仲良くするのがいけないのよ」


女2「調子のるのはやめて」


「…ここにもバカが…」ﾎﾞｿｯ


女1「なに？もう、１回言ってみなよ」


「そんなに、聞きたいの？笑」

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す