電話してくるな ページ30
ラジオから電話が来ちゃう話(付き合ってる)
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ご飯を食べて、お風呂に入ろうと思って浴室で服を脱いでたら電話がかかってきた。誰だよと思って出たら声の主はこうちゃんだった。
『もしもし？』
「あ、もしもしA？今何してる？」
『お風呂入ろうとしてる』
「え、じゃあ裸？」
『まあ…ほぼほぼ？』
なんの事か分かってなくて事実をそのまま話したら、こうちゃんの声の向こうから何人かの笑い声が聞こえた。
『え、なに？誰かいるの？』
「今ひょろっとの収録中なんだけどA何してるかなって気になっちゃって。スタッフさんの携帯からかけてるんだよ」
『も〜何してんの。梅ちゃんも怒りなよ！』
「あ、話すつもりなかったのに」
『いやちょっとくらい喋ろ！？』
なんで半裸の状態で電話してるんだろう。
そう思っていたらリビングからパイセンの「なにー？どうしたのー？」という声が聞こえてきた。やばい。
「え？パイセンいる？」
『リビングにいます』
「江口さんと一緒にお風呂入らないんだ」
『入らないよ！』
そんな会話を繰り広げてる間も「どうしたのー！？」とか「Aー！？なんかあったのー！？」と叫んでいる。そして声がだんだん近づいてきた。
『ねえもう切っていい？お風呂入りたいんだけど』
「ちょっと江口さんにかわってよ」
『また服着るの？』
「裸のままでいいよ、見慣れてるでしょ」
「梅ちゃんそれセクハラね」
「Aー？」
『あー！待ってください！』
急いでバスタオルを巻き付けて、扉を開けた。
『こうちゃんがひょろっとの収録中に電話かけて来てるんですよ』
「それで喋ってたんだ。びっくりした〜」
「パイセン〜聞こえてますか〜」
「お疲れ様です」
「お、梅ちゃんもいるじゃん」
『もうパイセンだけいたらいいでしょ？お風呂入っていい？』
「まだだよ」
『梅ちゃん！怒るよ！』
「全然怖くない」
呆れ気味だけどなんとなく4人で電話越しに話した。
最終的に「じゃあそろそろ時間なので」と一方的に切られてしまった。
『何なの…』
「てか寒くない？大丈夫？」
『あ、すいません。入りますね。遅くなっちゃう』
「なら一緒に入ればよくない？よし、脱ご」
『えー』
結局一緒に入ることになってしまった。
私は湯船でもスマホを触っちゃうくらい依存性なので喋りながらTwitterを見てたらこうちゃんが「今頃二人でお風呂なんだろうなあ」とツイートしてたので怒った。
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にこ(プロフ) - 貴方が書く江口さんが一番好きです！！何回も繰り返し読んでます。これからも応援してます！！ (2020年6月30日 23時) (
レス) id: 0e561a1b81 (このIDを非表示/違反報告)
west - 続編ありがとうございます！江口さん可愛い、、 (2020年6月4日 20時) (レス) id: df52d3e3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p@n@
| 作成日時：2020年6月4日 1時
