12 双子は治天族、新しい族の子 ページ13
四人は主に大きな族、地族、水族、火族、風族・・・四天族しかいないと教えられて育ってきた。
だが、今、四天族意外にも族があったことを知る。
「貴方達は・・・四天族ですよね?私達は・・・本当にごくわずかしかいない族の治癒を得意とする治天族の者です」
「・・・治癒・・・」
「・・・ごくわずか・・・何人?」
「・・・貴方達みたいな子は私を含めて四人です。大人は三十人もいません」
「少なっ・・・」
「こら」
「他には・・・聞いてない?」
ふうかが皆の疑問を言う。
「・・・僕ら以外の少人数族は結構いるよ・・・家族だけの族もあるんだ」
「・・・教えてよ」
「・・・まず、治癒を得意とした治天族、それと――」
すると、どこからか音がすると思いきや
「俺の名前は生命ミコト!生命族の一人だってよ!」
橙色のジャージの様な服装に金髪に紅い眼。
すると、オリヒメは告げた。
「彼も家族だけの族よ。今は彼一人」
「一人?!」
四人は驚いた。
「俺の族は生命力、体力が凄いんだ!」
にかっと笑うミコトの笑顔はどこか色人に似ていた。
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シュヴィ | 作者ホームページ:
作成日時:2015年5月16日 10時