僕には沢山の仲間がいるから

『11話』太宰｢何やってるの？可愛そうだよ｣『悪戯、それにこの事を言われたら困る』 ページ13

貴方side


奥田さんが去った後...


『ふふっ』



『異能力...戯曲と四季折々の不思議の国のアリス

桜悪夢』



太宰｢何してるの？可哀想だよ、奥田さん｣



『ふふっちょっとした悪戯

それに...さっきの事言われたら不味いし
大丈夫、明日になれば能力は切れるようにしたし』



太宰｢私でもあの異能は嫌いだ

君の異能は君本人に触れないと解除されないしね
全く厄介だ｣


『ありがとう♪』


私は奥田さんが立ち去る前私達の前に現れる時に異能を掛けた



効果は抜群...



明日になれば異能は切れるけど


この事は必ずトラウマになる




だから今日の事は絶対に言わない...



でも確かに奥田さんには悪いことしたな...




ごめんね



私は心の中で謝った



直接には言わない



デメリットしかないから


言うとしたらここを去る時...








『あぁ...駄目だな...』



聞こえないように言ったはずなのに


中也には聞こえて聞こえていたようで



中也｢あんまりひかりに当たるなよ


光の者に干渉するな｣




『分かってる、けどまぁ...探偵社のひかりは良いでしょ？』



中也｢...あぁ｣



何も知らない子供、本当の闇を知らない



裏の世界を知らない純粋な光は



とても眩しい...



本当に私達、裏の世界を生きる



本当の闇を知っていて、血塗られた


私達にはこの光は害悪だ



毒だ



でも偶にこの光に憧れるんだ



でも私はこの光にはまじれない




もしさ時間が戻るのなら



私はこの光になりたかった



少しだけでいいからこの光になりたかった



でもやっぱり私は闇の光が丁度いい



居心地がいいんだ



そして闇こそが私の本当の居場所



光の方が裏切りは多いと思う



だって本当の闇を知らないから無知すぎるから



簡単に人を裏切る


馬鹿が多いんだ...




そうでしょ？


“天咲 天夢”さん？



私は知ってるよ


貴方がどれ程の人を陥れ



追い詰めたかぐらい




私は貴方のことならなんでも分かるよ




だって


ポートマフィアの傘下で


私の部下候補なのだから



でも、部下に入れないわ



だって、自分勝手に人を陥れたり


いい噂どころか悪い噂しかないからね



でも、貴方の親は立派


貴方の親は私のいい部下よ



絶対に失いたくない部下...だけど



貴方が絡めば話は別よ



さぁ貴方が動くのはいつかな...



貴方が動いたら貴方も親も終わりよ



貴方のせいでね



ふふっ楽しみ...

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