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9話 ページ9

『...ふふっ...ただの潜入よ?悪いかしら?


それに...あなたその拳銃で私をどうするつもり?
私を殺すの?いいわよ??
その代わりあなたは此処に居られなくなり、逮捕される』



ビッチ「っ...
というか...あなたの年齢なら教師でしょ」



『やめて!イリーナ・イェラビッチ!!!

私だってこんな格好したく無かったのよ!』



ビッチ「え、えぇ...」



『でも、でも...零が...生徒として潜入しろって...
私悪くないわよ!!!


今後その事に触れたら、貴方を逮捕する』



ビッチ「それはもう貴方の私情があるでしょ!?
貴方に同情するわ」



私は冷静を取り戻し、深呼吸をしてから
改めてイリーナ・イェラビッチを見据える



『それにしても...久しぶりね、イリーナ・イェラビッチ

驚いたわ、あなたが此処で楽しそうに過ごしているだなんて
暗殺はどうしたの?』


ビッチ「暗殺は失敗したから、何回でもやるのよ

私も驚いたわ、冷酷なあなたが此処で明るく生徒と戯れているなんて」



『だから!私は好きで此処に潜入した訳じゃないの!

まぁいいや、冷酷なのは仕事だからよ
というか、貴方平和ボケでもしたの?それでよく暗殺業が務まるわね
そんなに楽な仕事なのね、暗殺って...

さぁ、そろそろ行かせてくれないかしら?
あと、私が公安って事言ったら公務執行妨害で逮捕するわよ?』




イリーナ・イェラビッチは大人しく銃をおろし



ビッチ「はぁ...行きなさい」


『わかってるわよ』



そうして校舎内に入り、教室に入ろうとすると

今度は超生物に声をかけられる



先生「あの、Aさん少しいいですか?」


『ん?どうかしたんですか?先生』



先生「実は昨日空を飛んでいたとき、Aさんが警察庁から出てきたのを見まして」



空飛んでたってパワーワードだよなぁ...と言うか...見てたのか...



先生「なにか、事件に巻き込まれたりしたのかと思いまして
米花町は事件が多い場所ですし...心配になりまして」



『さぁ?私は事件に巻き込まれてはいませんし
警察庁にも行っていません

他人の空似では?』



先生「そうですか...」



はぁ...初日から色々やらかしてるな...


そしてやっと教室に入ると今度は


原「おはよう天宮さん、昨日○○スーパーにいなかった?
しかもスーツ来てたし」



『行ってないよ?
スーツ??仕事帰りのOLかな?
他人の空似だよ』




原「そっか、ごめんね」



『ううん!大丈夫だよ!』

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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時

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