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22 キールと踊って𓂃 𓈒𓏸◌ ページ43
epilogue
12月24日 聖なるクリスマスもこの業界は関係なくて
『こういう時くらい恋人とイチャイチャしたい!なんで私には恋人が居ないの!?』
「そうは言われてもね、(人1)ちゃんの相手できる男なんて中々居ないでしょ」
『それどう言う意味?』
「わがまま、寂しがり、強がり、泣き虫、天邪鬼、人見知り、猪突猛進」
『ちょ、あんたそういう風に思ってたの!?』
「マネージャーとして、1番近くで見てきた素直な感想です」
『クビにするわよ…』
テレビ局の廊下を半ば喧嘩をしながら歩く
自販機の前で少しだけ止まって
『あ、喉乾いたから飲み物欲しい』
「何飲むの?」
『んー、豆乳にしようかな』
「豆乳?喉乾いてるのに余計に喉乾きそう」
『まあね』
右手に豆乳持ってルンルンで歩く
喫煙所の前を通ると北山さんがタバコを吸いながら小さく手を振ってくれたから
私まで豆乳を見せながら手を振る
よし、これで今日も頑張れる
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作者名:ゆき | 作成日時:2023年6月18日 18時