可愛くない君。2【朔間凛月】

Honest 82 ページ41

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？side


ふっ……ふふふ……


あ〜…可愛い。推せるわ………え、何がって？





Aと凛月くんに決まってんじゃん。


人様のプライベートを覗くのはちょっと良心が痛むけど………うん、これは見守ってるの。上手く行きますようにって！！！


心配だからだよ？別に見たいとかそんな好奇心ないんだからねっ☆ふふふふふふふ！！……あ痛っ！！



『ねえなんで叩くの！！チョップは痛い！！』


真緒「あのなぁ…お前全部声に出てるぞ、友。」




…………へ？あっしまった…☆

真緒「ったく……急に『遊園地のペアチケット当たったから一緒に行こう！』って言われたから来たのに尾行かよ……」

『えへへ♪いいじゃん！真緒くんだって凛月くんの世話焼くの好きじゃん！！』


いや好きとかじゃなくて……って言ってるけどきっと照れ隠しだよね！！だってちょっと嬉しそうだもん。


『あ、でもさでもさ、真緒くんと遊園地行けるの楽しみにしてたのはホントだよ？』


だって！！あの真緒くんだよ?!ステージでキラキラしてて笑顔が最高にかっこよくてでもたまに可愛い1面もあって(ry


真緒「……そっ、か…。」

ちょっとそっぽを向く真緒くん。あああああああ横顔綺麗すぎるううううううう…………写真撮りたいなぁ…。

って！今はそれよりAと凛月くんを観さt………あれ?!いない?!



凛月「ばぁ。」

『うおあひゃぁあいああああああ！！！』

凛月「いや驚きすぎでしょww」


凛月くん?!あれっ、さっきまであっちにいたよね？いいいいいつの間に?!


凛月「おい〜っす♪何かコソコソしてるみたいだけどバレバレだからね？」

『嘘でしょ？どこから？？』

凛月「入口でま〜くんを見つけてから♡」


え…………真緒くん？見つかっちゃってたの？？
真緒くんの方を見ると罰が悪そうに苦笑いを浮かべていた。…………さすが幼馴染センサー。



『くっ…バレてたか……っていうかAは？』

凛月「あ〜、ポップコーン買ってくるから待っててって……」


色気より食い気ってか………Aお菓子には目がないからな〜。凛月くんも大変ね…まあ、楽しそうにしてるしとりあえずそれが確認できて満足かな。


『さーて、真緒くん！おじゃま虫はもう行こっk』

凛月「え？何言ってんの一緒に回るんでしょ？」


がしっ、と私の肩を掴む凛月くん。笑顔が怖いんデスケド…


真緒「まあまあ、せっかく当てたんだし俺らも楽しもーぜ、な？」


………真緒くんの笑顔に釣られました。

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