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85. ページ39

幹部と一緒に失踪していた女が帰って来た。この組織内の噂はその話で持ちきりだ。



エレベーターから一望出来る横浜の街はなんだか懐かしくも感じたし、帰ってきた。そういう実感も湧いた。



首領室の重苦しい扉を叩く。コンコン、などと軽い音では無い。それだけでポートマフィアの権力が行き届いているのが分かる。



「入って。」



首領の許可を得て、扉を開く。



暇そうに山積みの書類を適当に見ていた森さんはエリス嬢にやられたのか髪を2つ結びにされていた。



「…!Aくん?」



『ただいま帰りました。』



森さんは本当に驚いた顔をした。奥でクレヨンで絵を描いており、そのクレヨンを落としてしまうほど驚いていた。



「Aっ!今迄何処に行っていたのよ!心配したじゃないの!」



怒りながらも抱きつくエリス嬢は愛おしく、森さんが愛玩するもの分かってしまう。



「鴎外殿、聞きたい事が…」



偶々其処に居合わせた紅葉さんも驚きの色を隠せていなかった。



「…A、其方が居らぬこの数日、まさに一日千秋じゃった‥。」



紅葉さんも抱きついて頭を撫でた。



「え、私も抱きつきたい、」



「しばくぞ。」



「リンタロウは黙ってて!」



嗚呼、帰ってきた。

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時雨(プロフ) - ネムさん» そう言っていただけてめっちゃめちゃ嬉しいです!!!!!!!!!!!このコメントで私もニコニコしちゃいました。嬉しさいっぱいです、こんなに長いのに読了してくださりありがとうございました! (8月6日 2時) (レス) id: b6f643f10a (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - あぁもう…だめだ。なんか言葉に詰まってしまいます。完結ありがとうございます。最高でした。 (8月1日 1時) (レス) @page41 id: 41eadc19f5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ピポポタマスさん» 遅くなって御免なさい。本作中にとても書けず、おまけという形で書かせて頂きました。甘くねぇな…コーヒーシュガーにもなりきれてません…本当にすいません。書き直しならいつでも致します。(双黒なのに太宰さんしか使っていない…ああああ!!) (2018年3月7日 22時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - きなこもちさん» 有難うございます!満足頂けましたか?とてもの三連続…w次回の作品もいずれ書きますのでその時はよろしくお願いします! (2018年3月4日 19時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 完結おめでとうございます!とてもとてもとても面白かった…!お疲れ様でした(*´∀`*) (2018年3月4日 19時) (レス) id: 48ae29e69a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年2月14日 12時

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