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414話 別人と安堵 ページ34

何故だろうか。触られたのは二度目なのに、なんか申し訳無いというか……気まずい。



いや、本当に申し訳無いのだけれど……



寂雷「痛みますか?」



「いえ、今は大丈夫です」



寂雷「少しでも痛みがあったら言ってくださいね」



私の右足を触る寂雷さん。独歩さんは私達が知り合いである事に驚いていた。



独歩「お知り合いですか?」



寂雷「ええ、友人です」



友人……そこまでの関係を提示されるとは思っていなかった。



独歩「足は大丈夫ですか?」



私が黙っていることが不思議なのか、独歩さんが気を遣ってくれた。



「全然大丈夫ですよ。また、無理をしてしまいました」



寂雷「腫れてはいますが、これなら……」



寂雷さんは目を合わせると、まるで顔色を伺うように、次の言葉を言わなかった。



その瞬間、診察室の扉が勢いよく開く。



一二三「コンチャース!センセーにチョッチ相談したい事があったんすけど、今、独歩ちんが来てるって聞いて、ちょうど良かったっすよ!」



聞き慣れた声なのに、前と全然、雰囲気が違う。



独歩さんは青ざめた表情で、一二三の口を塞ぐ。



とりあえず、一二三に挨拶をしないと、振り返ろうとしたが、寂雷さんに止められる。



寂雷「Aさん。失礼しますよ」



「え?」



急に寂雷さんが立ち上がると、私の背中に手を回す。そして、私を持ち上げた。



後ろの診察台に乗せると、カーテンを閉めた。



一二三「そんな事より聞いてくれよ独歩ちーん!今日ここに来るまで、女の子に合わなかった俺の幸運!」



独歩「一二三!ここは病院なんだぞ、静かにしろ。それに今、先生は診察中だったんだ。迷惑だろ」

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おもち。(プロフ) - 椿さん» 椿ちゃんッッッッ!!!🥰🥰待ってたよ👍 (2022年1月17日 10時) (レス) id: 4bc1554c33 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - おもち。さん» おもちちゃん……本当にお待たせしました。そして、本当にありがとう。見守って下さっていた事、本当に嬉しかったです。ずっとずっとごめんなさい! (2022年1月16日 4時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 華蝶さん» コメントありがとうございます!本当に本当にありがとうございます!一日で読み切って頂けたなんて、本当に嬉しいです。また頑張って更新して行きます。宜しくお願いします! (2022年1月16日 4時) (レス) @page44 id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 最近更新止まっちゃってるみたいですね... (2022年1月13日 17時) (レス) id: 4bc1554c33 (このIDを非表示/違反報告)
華蝶(プロフ) - 初コメ失礼します。面白くて一日で一気に読んじゃいました!続きってまだ書かれてない感じですかね…? (2022年1月12日 22時) (レス) id: 89bcc7066a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2021年7月23日 11時

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