党員はディビジョンラップバトル主要チームの報告者9【ヒプノシスマイク】

397話　ギャンブル ページ17

今日の乱数はテンションが高い。



鼻歌まじりに楽しそうしている。机上のサイコロは全て、綺麗に1の目を上に向けていた。



「何してるの？」



乱数「今日、帝統と幻太郎を呼んでギャンブルをしようと思うんだ！」



……ん？呼んで？



「なんでもっと早くに言わないの！前にも言ったよね？人を呼ぶ時は早めに言ってって！」



乱数「あれ？そうだっけ？」



可愛い笑顔で惚ける。あざとい可愛さだと分かってても、これ以上は何も言えなかった。



とりあえず掃除機を握る。朝もかけたのだが、もう一度丁寧にかけ直す。



机の物をどかして、ピカピカに磨き上げたところで、事務所のチャイムが鳴る。



乱数「来た！はいはーい」



乱数は嬉しそうに事務所の扉を開ける。



乱数「ヤァ〜ヤァ〜ヤァ〜！みんな揃ったねぇ〜。
今日はね……ボクが暇だったから、遊んでもらおうと思ったんだ☆」



入ってきたのは帝統と幻太郎だ。リビングにも案内せずに、乱数は玄関で早速と用件を言う。



帝統「はぁ……そんなアホみたいな事で呼ぶなよな」



幻太郎「小生は、そこまで暇じゃ無いのですがね」



帝統「それに、俺はこれから行くとこが……」



それを聞いて、二人とも呆れて帰ろうとする。



乱数「だからみんなで、ギャンブルがやりたいなぁ〜って☆」



その一言を聞いて帝統が釣られる。



人が多い方が良いとかで、幻太郎も帝統に止められる。



幻太郎「どれだけギャンブルが好きなんですかあなたは……」



乱数「アハハ〜☆決まりだねぇ〜☆」

ーーー

更新遅れてすいません！
今回の話はすごく悩みました。
コミカライズに合わせるか、ドラマCDに合わせるか……ですが、最終的に両方を採用しております。
また、机にサイコロ……というのは、イカサマをした可能性が高い乱数は、初めからチンチロになるって分かってたんじゃないか……という解釈から入れました。

読んでありがとうございます！
これからも宜しくお願いします！

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