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372話 杏仁豆腐 ページ41

帝統「おかわり!」



「はいはい」



帝統が沢山おかわりをしてくれるおかげで、麻婆豆腐は全て無くなった。



「そうだ!デザートもあるんだよ!」



冷蔵庫から杏仁豆腐を取り出す。



幻太郎「小生……もう入りません」



ちょうど4つあり、ピッタリだと思ったのだが、乱数によって、無理矢理おかわりをさせられた幻太郎は苦しそうだ。



乱数「わーい!なら、幻太郎の分はボクが食べるよ」



「え?いやいやいや、私が食べますよ」



一つの杏仁豆腐を確保した後、残りの一つを乱数と睨み合う。



それを見て楽しそうな幻太郎と、待て無かったのか、帝統は先に杏仁豆腐を食べてしまっていた。



乱数「Aはほら、体重をキープする為にも一つにしておいた方が良いよ!」



「いやいやいや……乱数さん。昨日、貴方は出前を頼んだんですよね?そんな体に悪い物を食べたんですもん。今日はやめておいた方が良いのでは?」



乱数「幻太郎はどっちにくれるの?」



「勿論、私ですよね?」



乱数と二人で幻太郎を見ると、彼はため息を吐く。



幻太郎「ふむ、この世ではデザートは別腹という物。小生が頂きましょう」



そう言って幻太郎は残り一つであった杏仁豆腐を手に取り、私と乱数は思わず「え?」と声を上げる。



幻太郎はそんな事を気にせず、杏仁豆腐を一口、また一口と全て食べしまった。



仕方ない。自分のを食べるが、予想以上に美味しく出来ており、これはまた作ろうかな。




食べ終えて食器を片付ける。



幻太郎が手伝ってくれて、隣で食器を拭いてくれる。



乱数と帝統はどこに行ったんだ?



リビングの扉が開くと、帝統が布団を持って入って来た。



そういえば、事務所に客が来るのは久しぶりだな。



乱数の事務所に来るの、最近はオネーさんばかりだったから。



帝統の布団を敷く姿が、衢さんと重なり動揺する。



パキッと手元で音が鳴る。思わず力が入ってしまったのか、皿が割れてしまった。

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椿(プロフ) - おもち。さん» コメントありがとうございます!返信遅くなりごめんなさい!ポッセ結成ですよ!ここまで書いて本当に良かった……本当に嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります (2021年7月2日 20時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - ついにポッセ結成まできましたね!がんばれ!← (2021年7月1日 8時) (レス) id: 51cba465c1 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - おもち。さん» コメントありがとうございます!低音ボイス私も大好き!可愛いとカッコいいの究極体! (2021年6月29日 6時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 乱数の低音ボイスすきいいいいいい (2021年6月28日 23時) (レス) id: 51cba465c1 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - おもち。さん» ごめんなさい!コメントありがとうございます!小声ボイス……良いよね最高壮馬様ですもんね。帝統はやっぱり騙されてばかりで面白かった!本当に遅れてごめんなさい…… (2021年6月23日 19時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2021年6月2日 14時

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