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356話 兄の帰宅 ページ25

そんな中、玄関が勢いよく開く音が聞こえる。



一郎「二郎!三郎!居るか!?」



一郎が息を切らしながら部屋に入ってくる。



二郎「兄ちゃんお帰り。そんなに疲れるような仕事だったの?」



三郎「一兄お帰りなさい。そんなに慌てて、どうされたんですか?」



「お帰りなさい!えっと……お兄ちゃん!」



二郎と三郎に合わせて、私も一郎をお兄ちゃんと呼んでみた。



三郎「なっ!?俺の一兄だぞ」



二郎「俺らの兄ちゃんだろうが!何でお前のになってんだよ」



二郎と三郎はもっと怒るかと思ったけど、意外軽い返しだった。



だが、三郎が二郎に言い返したせいで、胸ぐらを掴まれ机を挟んでの喧嘩が始まる。



チャイニーズチェッカーの駒などが転がり、他にも机からコップなどが落ちて、部屋は大惨事だ。



一郎「やめろお前ら、片付けておけよ」



一郎のたった一声で二人は止まる。



二郎三郎「はい」



「私も一緒に片付けるよ。えっと……」



転がった駒を拾おうとしたが



一郎「Aはこっちだ」



一郎に呼ばれて私は廊下に出た。



一郎「これが乱数から依頼された奴な」



「お!ありがとう」



一郎から差し出された封筒を受け取る。



一郎「わざわざAから出向くなんて、何か目的があんのか?」



「んーと、ディビジョンラップバトルに出場する主要チームの報告だよ」



一郎には話しても問題は無いだろう。彼は私と分かり合えないと言ったが、理解はしてくれている。



一郎「お前なぁ……普通に話しちまう所、信じてはいるが、もう少し考えて発言しろよ」



「はーい!で、仕事をしに来たんだけど、二人は一郎のメンバーで間違い無いかな?」

357話 真の力→←355話 決着の結託



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椿(プロフ) - おもち。さん» コメントありがとうございます!返信遅くなりごめんなさい!ポッセ結成ですよ!ここまで書いて本当に良かった……本当に嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります (2021年7月2日 20時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - ついにポッセ結成まできましたね!がんばれ!← (2021年7月1日 8時) (レス) id: 51cba465c1 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - おもち。さん» コメントありがとうございます!低音ボイス私も大好き!可愛いとカッコいいの究極体! (2021年6月29日 6時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 乱数の低音ボイスすきいいいいいい (2021年6月28日 23時) (レス) id: 51cba465c1 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - おもち。さん» ごめんなさい!コメントありがとうございます!小声ボイス……良いよね最高壮馬様ですもんね。帝統はやっぱり騙されてばかりで面白かった!本当に遅れてごめんなさい…… (2021年6月23日 19時) (レス) id: 0a94b6f111 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2021年6月2日 14時

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