35話 ページ39
てか今思ったけど烏野の先輩たち、私の事スルーして今日の反省してない?
いいの?一応敵だよ!?
澤村「武田先生はあぁ言ってくれたけど、いくら日向と影山のコンビが優秀でも
正直
周りを固めるのが俺たちじゃあまだ弱い。
悔しいけどな」
と堂々と語っていた。
監督さんに今回の試合を褒められたらしい。が、褒められて喜ぶのではなく次を考えているそうだ。
さすが主将。うちのとは大違い。
?「おお〜さすが主将!ちゃんとわかってるね〜〜」
ピクッ
影山「お、及川さん、、、」
日向(出たな大王様!)
田中「なんだコラァ やんのかコラァ」
と坊主さんがメンチ切ってるにも関わらず
及川「そんな邪険にしないでよ〜挨拶に来ただけじゃ〜ん」
胡散臭い笑顔で対応する←ここテスト出ます
及川「小っちゃい君最後ワンタッチとブロード凄かったね」
日向「え゛あ、えへへ」
及川「今日は最後の数点しか戦えなかったけど
次は最初から全開で戦ろうね?」
と言い、メガネくんの方を向いて
及川「あ、そうそう。サーブも磨いておくからね」
と嫌味全開で行った。
ホントいい性格してると思う。
てかこれ私ツッコんでいいのか知らないけどさ、、、
絶対及川さん私の事気づいてないよね!?
と思って及川さんを見ると
A「っ…!!」
そこに居たのはいつもおちゃらけているチャラ男…ではなく
真剣な顔をした及川さんだった。
及川「君らの攻撃は確かに凄かった。
けど
全ての始まりのレシーブがグズグズじゃあ
すぐに限界が来るんじゃない?」
月島「……」
メガネくんぐうの音も出ないんだな。
でも私も人のこと言えないから、、、
及川「強烈なサーブ打ってくるやつは何も俺だけじゃないしね。
インハイ予選はもうすぐだ。
ちゃんと生き残ってよ?
俺はこの-」
と、飛雄くんを指さして
及川「クソ可愛い後輩を公式戦でとセッターとして正々堂々と叩き潰したいんだからサ」
と、宣言をした。それに腹を立てたのか、それとも煽られたのに腹を立てたのか、両方なのか、
翔陽くんがメガネくんを引っ張って
日向「〜〜レッ、レシーブなら特訓するっ!」
月島「!!?おい離せ!!」
メガネくん嫌そう、、、
でも及川さんはそんな話をまるで興味無さそうに
及川「レシーブは一朝一夕で上達するもんじゃないよ。
主将くんはわかってると思うけどね」
と、言って去ろうとした。
が、
及川「Aちゃん!?」
翔陽くんの後ろにいた私に気づいてしまった。
さっきまで気づかなかったんだからそのまま貫き通せよ!?
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年3月31日 23時