【名探偵コナン】公安警察がストーカー被害にあっています。【降谷零/安室透】 (ページ13)

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Memories．１１ページ13

どうも、Aさんだよ。

瑠加から渡された情報の資料を屋上で見ている。

この情報のお代は来週の土曜日を空けておくこと……

……悪い予感しかない

『へぇ……頭が切れるんだなコイツら。

でも、先生との関係はゼロだな……』

なにか掴めるかと思ったのだが……

降｢そこで何してるんだ？｣

『……っ！…あ、降谷さん…お疲れ様です』

びっくりした……

いきなり来るのやめてほしい、心臓に悪い……

降｢なんだ？その資料は……｣

『降谷さんが潜入捜査をしている組織の資料ですよ…俺の協力者が調べてくれました』

俺は手に持っていた1枚の資料を降谷さんに見せた

降｢……！！……よく調べられているな｣

『お代はかなり高くなりましたが…それなりの情報を獲ましたよ』

降｢どうして組織のことを調べたんだ？

……まさか、お前も組織に？｣

『違いますよ、俺がこの組織のことを調べたのは…

ある人物の秘密を知るため、と

……ある事件の本当の真相に近づくためです。

ですが、この組織とは何も関係性がありませんでした…』

降谷さん、よくこんな所で頑張ってるなぁ、と思えただけだったな。

それに、今後仕事にもこの組織は出てきそうだし、今日知って良かったかもな

『この組織の資料、俺には関係なくなったので降谷さんにあげますよ…
それでは俺は仕事に戻ります』

俺はそう言って立ち去ろうとすると

降谷さんに腕を掴まれた

降｢…………お前のその髪は地毛ではないだろ…
何故、変装をする必要があるんだ？｣

何なに……俺また疑われてるの…？

俺の周りは警戒心が強い方が多い事で……

『あの日の言い訳は全部が出鱈目ではありませんよ…半分が嘘で半分が本音です』

降｢……巫山戯ているのか？｣

降谷さんは掴んでいる手に力を入れた

痛っ……この人やっぱりゴリラだ…

『いいえ、全く……顔、怖いですよ』

俺は降谷さんの手を振り払い、その場を後にした。