私は火事の中幼なじみを見捨てた【黄】

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Aサイド

る｢あ、Aちゃ、、｣

、あ、、、。

『、、、』

私は、るぅとくんにはもう近付かない。

るぅとくんは顔もいいし、優しいから、私には似合わない。

る｢ねぇ、Aちゃん、、、？｣

辛い、辛いけど、後悔はない。

るぅとくんも見捨てられた女に好かれてても嬉しくないだろう。

私はるぅとくんを無視して、教室へ行く。

隣の席だから、どうせ会うけど。

『ふー、』

虐めもすっかりなくなって毎日が平穏だ。

この平穏を崩す気はない。

今じゃクラスメートも話し掛けてくれるし。

どういう心境の変化だよ、とかは思うけど話し掛けてくれるのは嬉しいので何も言わない。

次の授業の準備をしていると、後ろに気配を感じた。

る｢、、、Aちゃん、なんで無視するんですか？｣

、、、この特徴的な声はるぅとくんか。

しかも結構圧をかけて聞いてくる。

怖い。

でも、無視する。

ごめんね、

るぅとくんは、私の机の前に移動した。

顔を合わせるのは辛いので、下を私は向く。

そしたら、なぜか持ち上げられた。

私の脇に手を通して。

るぅとくんと目が合う。

、、、早く降りなきゃ。

早く降りようとしても、手足が動かない。

、、、最悪。

手足が麻痺してきた。

る｢、、、麻痺か。好都合。ちょっと連れていきますから先生に言っといてください！｣

そうるぅとくんはクラスメートに言う。

え、どこに連れていくの。

ーー
切り悪

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