検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:2,284 hit

ページ2

?「ほんとに拾ってくれるんですか?」




そんなこと言ったってここでこんな格好して寝たら絶対凍え死んじゃう


「大丈夫です。どうせ家に帰っても私一人なので」


今晩泊めるぐらい大丈夫でしょ


そう思った私は,その男子と一緒に家に向かった



「どうぞ」


?「ありがとうございます」


「適当に座っててください,今お茶入れるので」



私はやかんに水を入れて火をつけた




「あの,お名前聞いてもいいですか?」


?「玉森裕太」


「玉森さん」


裕「あなたは?」

「七瀬玲央です」


裕「玲央さんは何歳なんですか?」


「高1です」


裕「え!じゃあタメでもいい?俺も高1なんだ」


「分かった」



なんで玉森君にお願いされると断れないんだろ


きっと,このキラキラした目とこの笑顔がいけないんだろうな...




裕「なんで,玲央は1人で住んでるの?」


急に呼び捨てかよw



「親が共働きだから仕方ない。玉森君はどうしてあそこで寝てたの?」



裕「裕太でいい。あと,気が向いたら話す。ねえ玲央...」


「ん?」


裕「あのさ...とりあえず1ヶ月俺ここに住まわせてもらったら迷惑かな」


「え、」

裕「やっぱだめだよね。ていうか,今ここにいるのもやばいよね。女子の家にいるなんて...。俺帰るわっ。ごめんね」


帰るってどこに帰るの?
あそこに寝てたのに...


「裕太待って!行くとこないんじゃないの?だから,私に言ったんじゃないの?確かにまだ知り合ったばっかの見知らぬ男子と一緒に暮らすのは抵抗あるけど...行くとこなくて寒いとこで寝てる人見捨てるほど,私冷たくないよ?...1ヶ月だけ泊めてあげる...」


裕「え、」


「その代わり!変なことしないでねw」



裕「もちろん。玲央,俺のこと好きになったりしないでねw」


「しません!」




玄関から見える外の景色はさっきまで少し降ってた雪がうっすらと積もっていた

でも月と星だけはすごく輝いていた



「寒いから中入って,本当に風邪ひいちゃう」

裕「うん」



「裕太の荷物それだけ?」

私の指さす方にあるのは



スクールバックと大きめのカバン



裕「これだけ」


じゃああんまり生活用品持ってないってことだよね



「裕太,今からもう一回買い物行こ?」


裕「何で?」


「だって布団もないし,全部一人分しかない」


裕「いいよ1日くらい。明日買いに行こう?」



「わかった,あと裕太高校どこ?」



裕「桜が丘高校ってとこらしい」


らしいって...


嘘でしょ!?

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 同居   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまぴよ | 作成日時:2017年12月17日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。