私は文豪。2

六十二話 ページ25

探偵社。


中也(先)「よーA、遊びに来たぜー！！」

探偵社の扉を蹴飛ばして入って来たのは中也。そして中也に掴まれた中原さん。

「えっ、、、何があった？」

国木田「酒くさっ！」

中也(先)「あー、さっき酒場で会ったんだよ。で、酒を一緒にしてダル絡みしたら伸びた」

「中原さん、ご愁傷様です」

太宰「中也を伸びさすなんて、、、、君、なかなかやるね」

中也(先)「褒めてんのか？貶してんのか？、、、、それよりお前、誰だ？」

太宰「私かい？私の名は太宰。太宰治だ」

そう名乗った瞬間、中也はいつも持っている酒瓶を落とした。落ちた酒瓶は勢いよく中原さんの頭に直撃。

中也A「お前、、、モモノハナ野郎か！？」

酒瓶と中也の叫び声で中原さんは目覚める。

中原「何で俺は探偵社にいんだ？あー頭いてぇ」

「うちの中也が失礼しました」

きっちり謝罪。

中原「手前も大変だな、、、」

「そうだよ〜、、、お酒飲んでダル絡みするし、酒癖悪くて警察のお世話になるしで、、、、」

中也(先)「A、墓場は何処が良いんだぁ？」

中也の背後からドス黒いのを読み取り、すいませんでした！とスライディング土下座をした。

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