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五十一話 ページ14

昨夜、中原さんに言われてポートマフィアのビルの中。

(中也,,,,中々離してくれなかったな〜)
そう、お家を出る時、中也が中々離れてくれなかったのだ。
そんなことを考えながら、慣れない道順を歩く。
そして案の定、迷子になったのだった。

「方向音痴ってこと忘れてた,,,,ヤバい」
見慣れない道、勿論、見取図なんか覚えていない。

四季Aは考えた。
考えた末、『寝よう!』という結論に至った。
そして、寝た。


?「,,,,ちゃん。Aちゃん!」
「う〜ん,,,,あと1時間,,,,」
?「1時間!?」
誰かの声で目が覚めた。
目の前にいたのはひぐっちゃん。
「およ?」
何でポートマフィアにひぐっちゃんが?
見間違いだと思い、目を擦る。
それでもひぐっちゃんはいる。
「ひぐっちゃんってポートマフィアの人?」
恐る恐る聞く。
樋口「ええ、そうですよ。それよりAちゃんは何故此処に?」
「森さんに呼ばれたけど、迷子になった,,,,」
樋口「それなら首領室まで案内しますよ」
「わ〜い!ありがと〜!」

ひぐっちゃんに連れられ、首領室前。

「森さーん!来たよー!」
森「入りなさい」
ひぐっちゃんと別れて私は首領室に入る。
首領室には、森さん、中原さん、金髪の女の子がいた。
森「よく来たね」
「うん。1時間ぐらい迷子になっていた」
中原「マジかよ,,,,」
「うん」
森「Aちゃん、単刀直入に言うね。ポートマフィアに入らないかい?」
「ポートマフィアって人を殺したりするの?」
森「そうだね。場合によっては殺したりするね」
「あっ,,,,なら入らない」
森「そうかい,,,,なら」
森さんはそう言い、此方に歩いてきた。
「!?」
私の首筋には森さんが持っているメスが当てられている。
森「入らないと言うのなら,,,,こうするしかないね」
森さんはメスを引く、血が出たのが分かる。
「殺したかったら殺してください。けど、私は入らない!」
中原「よくこの状態で話せるな,,,,」
「だって,,,,私の座右の銘は『善人も悪人も助けを求めていたら助ける』だからね!」
森「,,,,分かった。君をポートマフィアに勧誘するのは難しそうだ」
「そろそろメスを,,,,」
森さんはメスを当てるのを止めた。

そして、私は探偵社に帰る。

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眠いちゃん - 続きが欲しい……めっちゃ面白い! (8月21日 13時) (レス) @page22 id: 96f5a31586 (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - イグニスさん» ありがとうございます! (8月18日 0時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
イグニス(プロフ) - 面白い!更新頑張ってください〜! (8月17日 17時) (レス) id: 97d9ce38f9 (このIDを非表示/違反報告)
タタリ - リリィさん» ありがとうございます!これからも夢主達を応援してくれたら嬉しいです! (8月9日 20時) (レス) id: 6915327b77 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ありがとうございます!最高です! (8月9日 19時) (レス) @page18 id: 7576c96bf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タタリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月24日 16時

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