ホークアイズの記録者は依頼でヨコハマに行ったら勧誘された

10話 ページ11

次の日。

ベッドから起きようとした時、何故か体がだるかった。

「疲れたのかな？」

もう1度立ち上がろうとしたが、動けなかった。

そうこうしてるうちに瑠衣が起こしに来た。

瑠衣「Aー、起きろー！」

いつも思うけど瑠衣って朝早いね,,,,１番早いのは枯柳さんか,,,,。

「おはよ〜,,,,体がだるい」

瑠衣「A？熱でもあんのか？」

私のおでこを触る。ひんやりして気持ちいい。

瑠衣「うわっ！熱っ！」

瑠衣は事務所の方へ走っていった。

「探偵社は,,,,休まないとダメかな？」

事件のレポート制作しなきゃなのに、、、

ついため息がこぼれる。


ダダダーと足音が聞こえた。

聞こえたと思ったら扉が勢いよく開いた。

瑠衣「仁とオッサン連れてきたー！」

「おぉー」

瑠衣の後ろには仁と枯柳さん。

仁「A、熱あるのか？」

「,,,,多分？」

枯柳「体温は計ったのか？」

「,,,,まだ」

仁は体温計を差し出してくる。計れってことだろう。

大人しく計る。体温は,,,,

仁「39,6度,,,,」

瑠衣「高っ,,,,」

あまりの高さに開いた口が塞がらない。

「えっ、探偵社は？」

枯柳「休め。まずは自分の体調を整えるのが先だ」

「分かってたけど,,,ヤダ！」

仁「休め」

「ハイ,,,,」

仁,,,,分かったから,,,,分かったから、そんな真顔で言わないで,,,怖い！

「電話,,,,国木田さんあたりなら出そう,,,,」

スマホを手に取り、国木田さんに電話をかける。

数秒で出た。早くてビックリ！

「もしも〜し、国木田さん。一ノ瀬で〜す。聞こえてますか〜？」

国木田『Aか、どうしたんだ？』

「今日、熱あったから休む！」

国木田『そうか、しっかり治せよ。太宰の奴は,,,また川か,,,,』

「太宰さん,,,,また川なんだ。大変だぁ〜！」

国木田『アイツのせいで何度俺の理想が崩れたか,,,,』

このままいけば国木田さんによる太宰さんの愚痴オンパレードになりそうなので「太宰さん探し頑張って！では切りまーす」と早口で言い、電話を切った。

瑠衣「あの人も苦労人なんだなー」

仁「だな」

枯柳「A、食欲はあるか？」

「バリバリある！」

仁「買ってきて欲しい物は？」

「みかんゼリーにプリンに,,,,あと色々！」

瑠衣「熱が出てもAはいつもと変わんないなー」

仁「ゆっくり休めよ」

「りょーかい！」


どうもタタリです。
最近、インフルエンザが流行しているので皆さんも気をつけてください。

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