【銀魂】高杉晋助と5歳の少女４

イースター ページ9

たこクラゲさんからのリクエストです！


また子side



部屋でテレビをみていると



『現在、大江戸ランドでは
「イースター」のイベントをやっています』


『このように卵に絵を描いて、
とってもオシャレです‼︎』




というものがやっていた




ま「……！」




いいこと思いついたッス！




私が大量の卵に絵をかいて




いつも船内を探検しているAに




どんどん卵を拾わせるッス！






だってなんか…




Aが卵をどんどん拾っていったら




可愛いじゃないッスかァ！







…Aをある場所へと誘導し






そこからスタートさせることにしたッス！




A「…？」




Aは最初、




状況がわからず首を傾げていたッスけど




『これからいろいろなたまごをみつけて
あつめてぼうけんしよう！』




と、ひらがなで書かれている置き手紙を見ると



A「…！！」




目を輝かせて笑顔になったッス






私はAを尾行して様子を




見守ってるッス！





すると



武「また子さん、何をしているんですか」




武市先輩がきた


ま「ロリコンは帰るッス」



……


…






ま「…なんでついてくるんスか、ストーカーッスか武市変態」





武「いや先輩だから。
…あれは『イースター』の卵ですね。
なるほど卵をAさんに拾わせているわけですか」





武「…しかしAさんの手では
あまりたくさんの卵は持てないのでは…」




ま「…ふっ」



ま「そう思って、ほらっ、ところどころに
箱を置いておいたッス！」



武「…暇ですね」






Aを見ると





腕いっぱいに卵を持っていた




箱はもうすぐそこッスよ、A！






万「…何をしてるでござるか」




すると万斉先輩がきた




ま「万斉先輩！あれみてくださいッス！」




万「…？」



……


…


万「…けっこう拾ったでござるよ」



武「大丈夫です。箱に入れますから」




武市先輩に続き


万斉先輩が尾行に加わったッス




…この卵探しは



進むに連れて見つけにくくなってるッス！




Aを見ると




A「…あれぇえ？」




と首を傾げていたッス





曲がり角からAを見ていると






「揃いも揃ってなにしてやがんだァ？」





私たちの後ろから声がした




振り向かなくてもわかるッス




この声は




ま「し、晋助様…！」





晋助様が私たちの後ろに立っていたッス

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