りんご飴 ページ30
高杉side
高「A…っ、」
クソ…ッ
どこ行きやがった…
ひたすら探すが、
一向にAの姿は見当たらない
すると
《ドカーーン!!》
高「…!」
祭りの舞台の方から爆音が聞こえた
「きゃーー!!」
「何が起きたんだ!?」
前からは突如起きた爆発に
混乱するやつらが逃げてくるが、
俺はやつらとは逆の方へと走った
舞台につくと
「来たか…高杉ィ…」
高「…」
高「…誰だテメェ」
「俺は過激攘夷派の者だ」
攘「安心しろ…お前がこの頃連れている子供は…ほら、この通り無事だ」
高「____」
Aを見ると
頬に叩かれた痕があった
《_________!》
攘「!?」
攘(な、なんだ、これは…高杉(やつ)の殺気!?)
攘「おいお前たち!やつを捕らえろ!!」
攘「…!?」
攘「何故全員倒れてい…《ゴシャァ!!》」
攘《ぴく…ぴくぴく…》
高「…本当ならここでテメェら全員殺してるが…コイツがいるんでな。…こいつに感謝するんだなァ…」
高「…まァ…次また俺たちの目の前に現れるというなら…」
高「テメェら全員まとめて跡形もなく消してやらァ」
攘(あ、あの顔…!ほ、本気だァ!)
俺は
Aを背負ってその場を離れた
……
…
高「A…ココ痛むかァ…?」
Aの頬をさすりながらそういうと
《ぴたっ》
高「…」
Aは俺の胸に顔を埋めた
《ギュ…》
俺はAの頭に手をあて
Aを抱きしめた
すると
A「しん、すけ…。」
俺の名前を呼んだと思えば
A「りんご飴食べたい…」
と言った
高「•••」
高「フッ…そうかァ…なら買ってやらァ…」
《ヒョイっ》
俺はAを抱き抱え
りんご飴がある屋台へと向かった
……
…
高「やっぱり食べきれなかったなァ」
A「うっ…」
……
end。
ゆっきーさん、
リクエスト本当にありがとうございました!
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晋助激推し - もうほんと、涙が出るくらいいいお話でした!また読みます! (1月4日 11時) (レス) @page31 id: d98e2c25af (このIDを非表示/違反報告)
純春 - 面白すぎて何周かしちゃいましたw 、続きが、すごく気になります!! (2021年8月26日 23時) (レス) id: a157069a8e (このIDを非表示/違反報告)
きのきの - 面白かったです!更新するのを心待ちにしております! (2021年3月14日 16時) (レス) id: 4a6c1eac7d (このIDを非表示/違反報告)
柊氏 - 面白すぎて一気に見ちゃいました!更新待ってます!! (2020年5月1日 13時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 全て見ました面白かったですお妙さんだしてくれたら嬉しいです (2019年10月14日 18時) (レス) id: 1045603389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀風 | 作成日時:2016年4月5日 5時