【銀魂】高杉晋助と5歳の少女４

赤の他人 ページ28

高杉side









朝_______







目覚めた俺は








隣に眠っているAをみた









高「…」







A「……おとー…さん…」





高「…！」









A「きょーは…ゆーえんち……」






高「…」









…時々思う






コイツにとって俺は何なのか。









父親でもなんでもない








赤の他人。









A「う〜…」









…起きたか







起きたと思えば







A「おとー…さん」





と言って俺にひっついてきた






…。






高「俺はお前の父親になった覚えはねェよ…」







俺はそう言いながら







Aの頭を撫でた









A「今日はさ、しんすけお仕事ないからさっ！いっしょにあそぼーよ！」




午後、昼飯を食ったAは






俺にそう言った






まァ俺も丁度暇だったんでな






遊んでやることにした






遊んでやっていると









A《うとうと…》







眠くなってきたのか





うとうととし始めるA。






高「少し寝るか…」






A「すー…すー…」





高「…」




俺がそう言ったときには




Aはもう眠っていた







……



…





「…すけ」





「し…すけ…」






「しんすけっ！」









高「…！」







A「もうよるごはんのじかんだよ！」







俺の上に乗っかってそういうA。









高「…」




高「お前にとって…俺は何だ」









A「…？」






高「いや…何でもねェ…」







Aに聞こうとしたが





この際どんな関係かだなんて





どうでもいいことだ





A「じゃあはやくごはんたべにいくっ！おなかすいた！！」




高「うるせェ…」




《ヒョイっ》




A「…！！」




A「やったあ！抱っこだっ！」






コイツが笑ってれば





それでいい。






end

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