ちょっとだけ【東海オンエア】 (ページ30)

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スポーツテストも校外学習も終わって高校最後の夏がきた

部活入ってる人達は引退とかもあって結構気合入ってるし真面目な人はもう受験モード

そんなん中俺は珍しくゆめまるの家に遊びに来てた

と｢ゆめまる～なあ、ゆめまる～｣

ゆ｢さっきから何って言ってるやん！！！｣

と｢俺さ前から好きな人居るんだけどさ｣

ゆ｢え！？好きな人！？｣

と｢名前は教えないよ、でもさ…｣

と｢この通り！！！！協力して欲しい！！！｣

りょうには散々頼ったのもある。でもゆめまるは花と3年間同じクラスで部活も一緒もう1人くらい頼っても今の俺にはバチ当たらんはず…

情けないけど土下座なんかしちゃって

ゆ｢名前分からんかったら協力なんて出来ねえだろw｣

と｢そこは察するところやん！！！｣

ゆ｢俺に察しろってだいぶ無理なこと言ってるぞお前…｣

と｢お前に近しい人間だぞ、｣

ゆ｢ごわみ…？｣

と｢バカげえ！！！んなわけあるか！｣

ゆ｢いやごめん全然分からん。まあとにかく探り探りで協力するわ｣

ゆめまるはぶつぶつ1人で何か言いながらも俺の恋愛に協力してくれる約束をした

と｢んじゃ、お邪魔しました、｣

ゆ｢気ぃつけて｣

と｢お前このこと誰にも言うなよ！！｣

ゆ｢おーう。｣

この事で後々彼女と距離が遠くなるなんてのも知らずに俺はとにかく浮かれてた。