26話 ページ26
ハンターとサバイバーは急に仲良くなった
きっかけはあったはずだがサバイバーも、ハンターも、どちらも覚えていないのだ
エ「久しぶりに確執着るなの〜」
ふ、と取った衣装は大きさがだいぶ違っており違う人の匂いがする衣装だった
エ「…？誰の衣装、なのっ！？」
襲いかかる頭痛と共に
顔にモヤがかかった1人の女の子が話しかけてくる映像が頭の中で流れた
『もー！やだこの衣装！！でもエマちゃんとお揃いみたいで少し嬉しいです』
エ「う…あ…？」
ウ「あら…？これ誰の香水かしら」
付箋を見ると名前がうっすらと消えかかってる
ウ「この香り…確か誰にあげたんだっけ…？」
『わー！ウィラちゃんは天才ですか！？凄い良い香りです！』
ウ「……？」
自分じゃない周りの人でもこんなに下手くそに巻く人はいないであろう不格好な包帯
エミ「気味悪いわね」
包帯を外していくとなにか書いているのが見えた
"大好きなエミリー"
『なんかメッセージ書くと早く良くなりそうな気がします！』
エミ「大好き、なエミリー…？」
一人一人、思い出そうとしていた
彼女が残していった思い出を頼りに
ぽっかり空いてしまった心を埋めるように
ホールに自然と足がむかう
(ホールに行けば)
(なにか思い出す気がする…！)
ナ「…な、んでみんなここにいるんだよ？」
エミ「みんな…集まってる」
《恐るべき事態が起きたようだ》
エ「主さんなの！」
《君らは彼女が残した思い出を頼りに取り戻そうとしている》
ナ「俺らは何を失ったんだ…？」
どうやらみんな心当たりがあるようだ
美「じゃあこの見たことない日本製の櫛は…」
《彼女のことを思い出しちゃいけない》
イソ「彼女…僕達はその人の事を忘れてしまっているんですか…？」
ジ「この、真ん中だけぽっかりあいた集合写真もその忘れてしまった記憶のせいか」
ホールにある大きめの鏡がチカチカと光った
エ「鏡が光ってる？なんだか、懐かしい雰囲気なの」
エミ「そうね…なんだか泣きたくなる雰囲気だわ」
ほろほろと涙が零れているのにも気づかず
《…私もほんとうは君らに思い出してほしい、でも思い出してしまったら彼女を縛り付けてしまう》
ぼそりと主が悲しそうに呟いた
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蒼(プロフ) - リパ様の薔薇優鬼会いたいぃぃぃぃ！！主様本当に最高です！！ (2022年12月14日 7時) (
レス) @page29 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - リパ様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！イケメンですねぇ！主さま最高です (2022年10月27日 22時) (レス) @page29 id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
夢喰(プロフ) - 私も今日リパ様の薔薇優鬼会いました！！すごい共感の嵐です！ (2022年7月12日 9時) (レス) @page5 id: 5ee2b54502 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - リッパーさん！！！！！！！ナニコレ！！！！！！！神作しか言いようがない！！リッパーさんかっこよすぎ！！！！！！！「ごめんない、語彙力無くて」 (2021年7月20日 22時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
夢紫詩暁(プロフ) - はじめまして！友達に勧められてこの小説を読んだ者です。一言言わせてください。主様と私の思考が全く一緒なんですけど？！？！みてる時「え？これ作者さん私をみて書いたの？」ってなるぐらいまっっったく夢主ちゃんがする発言も行動も一緒でびっくりしましたww (2020年9月7日 5時) (レス) id: 0cba92e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ汰 | 作成日時：2020年5月28日 18時
