掃除12 ページ14
「それじゃあ改めて！
Aちゃんの歓迎会をします！」
私が皆様の前で恥をさらしたあと
雪崩れ込むように、劇団員の方々が
帰ってきた。
それはもう多いこと多いこと。
「Aちゃん、みんなの前で
自己紹介してもらってもいいかな？」
『畏まりました。
欧華高校３年生、これからMANKAIカンパニーの
清掃員として働かせていただきます。
柳田Aです。どうぞよろしくお願いいたします』
「やなぎっち、よろしく〜☆」
「メイドさんみたいですね···！」
「よろしくダヨ！」
『(えっと···多分)
三好様、向坂様、シトロン様
話しかけてくださり心から感謝いたします』
「本当にメイドみたいだな」
「三角好きかな〜？」
「マジもんのメイドとかキャラ濃すぎ」
「とりまLIME交換しよ！」
「あっ、俺っちも欲しいッス！」
「お前らうるせぇ！！！」
ヒエッ。古市様の雷が落ちた！
めっさ目据わってるやんけ。
「おしゃべりするのもいいけど
カレーも食べよう！」
「監督が早く食いたいだけじゃないスか···」
「はぁ、可愛い」
ん？LIMEのアプリってどれだ？
あ、これ？···全然違う。
あれ〜？
「あっ、もしかしてやなぎっちLIMEいれてない？
俺でいいならやり方教えるよん」
『三好様のお手を煩わす訳にはいけないので
自分でしてみます』
「はぁ···おい、貸せ」
『どうぞ？』
「ガキのくせに遠慮してんじゃねぇ」
『す、すみませッ』
「ほらこれでいいだろ」
『え？あ』
「ふふっ。左京くん、困ってる子はほっとけないから」
久しぶりに家族以外の大人の優しさに触れた。
うん、いい人だ。
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夜狐灯 - コメント返信遅くなってしまい申し訳ありません!!!応援ありがとうございます！！！！ (2019年9月16日 11時) (
レス) id: 6592f6fd87 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - こんちには！いつも作品見させてもらっています！この前の幸と天馬の夢主笑わせる為のコントに爆笑して親に心配されました（実話）これからもがんばってください！応援してます (2019年6月22日 12時) (レス) id: a81fa4594d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜狐灯 | 作成日時：2019年5月8日 1時
