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「張り切りすぎたかなぁ？」
早起きしていつもの3倍丁寧にメイクをして
いつもツヤツヤのバージン黒髪は前髪しか巻かないのにしっかりサイドの髪も巻いた。
それなのにオフィスには一番乗り…ではなかった。
救護室を覗けば水やり後であろう大野さんがソファで寝ていた。
服装は白シャツにワインレッドのセーターと細身の黒パンツ。
机の上には脱ぎっぱなしの黒色のテーラードジャケット。
え？めちゃくちゃセミフォーマルじゃない？
今までの服装はそんなにきっちりしてなかった気がする。
まさか…値が張るレストランじゃないよね…？
ご飯食べに行く前に仕事があってよかった。
一応、オフィススタイルとしてしっかりしてる。
まだそんなところに行くとは決まってないけど
めちゃくちゃ楽しみにして考えてしまう自分がいた。
救護室前で色々と考えていたら大野さんが目を覚ました。
「あ…」
部屋の窓越しに目が合うと大野さんが怠重そうに体を起こしてからドアを開けて
智「おはよ、Aちゃん」
と挨拶をしてくれたと同時に私の手を引いて救護室の中に入れた。
智「廊下に居ちゃ さみぃっしょ」
「…今ので温まりました」
智「なにそれ(笑)」
「大野さん 今日はジャケットスタイルなんですね」
智「どう？似合ってる？」
「オシャレな取り立て屋みたいで素敵です」
智「それ髪色のせいな」
大野さんが金髪気味の髪を掻く。
智「毎日カップ麺だからさ？そろそろフレンチも良いよなって」
「ふっ、ふふふフレンチ！？」
智「え、苦手だった？俺の友達がそこでシェフやってて。別に割引も効かねぇのにそろそろ食いに来いってうるせぇからさ。勝手に決めて何も言わなくてごめんね」
それと同時に渡されたチラシ…
東京グレートホテル…
え？あの？よくテレビ番組で紹介される高級ホテル？
そこで友達がシェフしてるの？
「大野さんの人脈…凄いですね」
智「んー、恵まれてるだけだな」
「緊張してきた…」
智「何も緊張することねぇよ。分からないことあったりしたら俺に聞いて？」
「フレンチって何ですか」
智「ググってみ」
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フレンチ: フランスで発祥した様々な食文化の総称。現代では世界三大料理の一つに数えられている。
野田A、大学生。今日で20歳。
誕生日に好きな年上男性と高級フレンチを食べることになりました。
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A吉(プロフ) - ちぃさん» こんばんは、コメントありがとうございます。昨夜は無事に眠れたでしょうか？(笑) ありがとうございます。更新頑張りますのでこれからも宜しくお願いします。 (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 8b4de81630 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - A吉さんこんばんは。か、か、かずくん！？って感じで頭が混乱して眠れそうにないです笑。ドキドキで更新待ってます！ (2020年2月10日 1時) (レス) id: a8903bcd8d (このIDを非表示/違反報告)
A吉(プロフ) - まめさん» コメントありがとうございます。ハニキス！！お話のページも最後まで読んで頂きありがとうございます(TT)更新頑張りますのでこれからも宜しくお願いします。 (2020年2月9日 16時) (レス) id: 8b4de81630 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - ハニキス！とても面白いです(*^^*)大野さんの大人の格好良さに惚れました！更新楽しみにしています♪ (2020年2月9日 16時) (レス) id: a8903bcd8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A吉 | 作成日時：2020年2月3日 19時
