[銀魂] ヤンデレ束縛土方くんpart2

35ヤンデレ ページ6

銀八が出て行ったあと

3zは静まりかえっていた

普段うるさいくらいの教室が静かだと

なんだか不気味なもので...


皆、神妙な面持ちで座っていた


沈黙を破ったのは、


新八


新「みなさん...僕たちも屋上行きませんか?」

沖「行って何するってんでィ」

新「それはっ...」

妙「新ちゃん、残念だけどあたしたちにできることは...」


神「ルね...アルね」

「「え?」」


突然神楽が立ち上がり

神「あたしたち、このままAをほっとくアルか!?Aだって...」


神「大切な3zの仲間アル!!」

そう叫んだ

その一言で皆、ハっとした顔つきになった


新「そう、ですよ...!そうですよ!みなさん!Aさんを助けましょうよ!」

妙「そうね...!」


沖「みなさん方...」


皆が明るい顔つきになるなか、

沖田一人、俯いていた


新「沖田さん?どうしたんですか?」

新八が聞くと

沖田は言いづらそうに口を開いた


沖「...その、あの人も...大切な3zの仲間なんですから...」

.


.


.

沖「許してやって、くれやせんか...」

沖田は困ったようにはにかむ


新「...もちろんです!みんなで土方さんとAさんを助けましょう!」


神「おうネ!マヨを一発殴って更正させるアル!!」


沖「っ...!!...ありがと、ごぜーやす...」


沖田は下を向いて嬉しそうに笑っていた


近「なんだかんだ言って総悟はトシが好きだもんな!!」

バシバシと沖田の肩を叩く近藤


沖「なっ...ち、違いまさァ!ただ、俺のツレが変なままだったら俺まで変な目で見られるからっ...!」

神「素直じゃないアルな」

沖「うっせ.../」


3zの教室に

久しぶりに笑顔と笑い声が響いた

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