【荒木荘】この日常が好きなのだ！ (ページ1)

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DIO「なあ、Aよ。」

A『なんですか？』

DIO「…何故敬語なんだ」

A『んっ？ああっ、ごめんごめん！なんかDIOに話しかけられたら敬語になっちゃうんだよなァ』

DIO「えぇ……」

A『で？何？』

DIO「ああ、前から聞きたいことがあったのだが……何故貴様はこのDIOから映画館のモニターから3番後ろの席までの距離くらいまで離れているのだ？」

A『例えがわかりずらいなァ！てかそんなに離れてないだろっ！！』

DIO「例えくらいまで離れていなくとも､とても離れているではないかっ！
何故だ！このDIOがそんなに嫌いか！」

A『嫌いじゃあないよ！そこクーラーの風邪めっちゃ当たるんだよ！寒いっ！』

DIO「寒いって……貴様…この猛暑日の中よく言えるな……」

A『だってずっと家にいたんだもん！』

DIO「たまには外に出んかっ！」

A『DIOにだけは言われたくない！』

DIO「何っ！？」

吉良「喧嘩は辞めないか。」

A『あっ、手フェチ……』

DIO「あっ、変態……」

吉良「怒るぞ？」

A『近寄らないでください。』

吉良「すまない、A。君のそういう冷たい目は嫌いではないが、少し傷つく。」

A『さりげなく今気持ち悪い事言ったよな』

DIO「だな」

吉良「……まあそれはともかくとして、A、最近外に出ていないのだろう？
なら外に出るついでにお使いを頼みたいのだが。」

A『えーやだよー、外暑いんでしょお？ねェ～…ならせめて誰か付き添いに来てよォ……』

DIO「太陽こわい」
カーズ「わかる～」

A『日傘さそうよ。』

DIO「貴様ッ！！このDIOに……このDIOにｯ……日傘、だとォ！？」

カーズ「日傘だけはダメだ。あんなもので太陽の光をよけられるなどと抜かす輩はふざけている。」

A『えぇ……』

DIO「だが、Aの使用済みとあらば話は別だぞ。」

カーズ「隣に同じく」

A『やめて、吐く。』

吉良「ならば私が共に行こう。」

A『わ～っ！ありがとう吉良！』