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「..................は?」

今、なんて?

「もう一度、言って頂けますか」

いつだって堂々としていたナムジュナの声は、小さく震えていた。

「...どういう意味ですか」

怒りで口を震わせるナムジュナの様子に、パッとマイクを交代したジンヒョンがそう問いた。



...何となく嫌な予感がしてたんだ。

ユンギヒョンの活動休止の質問から始まり、テヒョンアに対する少し攻めた内容の質問。

話題がAについて切り替わると、その記者は直ぐに俺達を誘導し始めた。

「...Aさんの問題に、テヒョンさんが巻き込まれたんですよね」

そんな言い方、まるでAを悪者にしているみたいじゃないか。

「来なら揃うはずだったその席に彼が居ないこと。その原因となるAさんについては、どうお思いですか?」

思わずカッと掴みかかってしまうところだった。

隣に立っていたジミナが感情的になる俺の腕を強く掴む。

「Aさんは問題ばかり起こしているようですが...」

ぎゅっ、と両手に力が篭る。

「正直、しっかりと責任を負うべきだと思いませんか?」



この位置からジンヒョンの顔を見ることが出来なかったから何とも言えないけど、多分相当怒ってたと思う。

自分達の大切な妹が貶されて、それで平気でいられる兄なんているはずかない。

ジンヒョンの言葉に、更に失礼な記者はこう続けた。

「例えばそう...契約破棄とか。」

もう我慢の限界だった。

きっとジンヒョン以外の弟達はみんな、この場じゃなかったらその記者に殴りかかっていたと思う。

その中で、ジンヒョンだけが淡々としていた。堂々と息を吸って、記者達に向けて軽く笑ったんだ。



「...彼女は、僕がここに連れてきました」

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作品ジャンル:恋愛
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てこゆの(プロフ) - izu^^さん» 一日で!笑一気読みありがとうございます、、笑笑こちらこそ読んでいただけて嬉しいです!^^ (2020年12月2日 19時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
izu^^(プロフ) - 偶然この作品に出会ったのですが、楽しくて1日で6まで読んでしまいました!!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年12月1日 17時) (レス) id: 6a22bceaf6 (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - b_sr_mさん» えぇ!い、1番ですか...!?笑光栄ですありがとうございます(TT)(TT)励みになります〜!更新頑張ります!!!! (2020年11月29日 23時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
b_sr_m(プロフ) - 占ツクで1番好きと言っても過言ではないくらい好きでいつも読ませてもらってます!更新頑張ってください! (2020年11月29日 22時) (レス) id: 642656ffac (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます〜!!えぇ!とっても嬉しいです、、、!更新頑張ります!!ありがとうございます〜! (2020年11月23日 9時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:key | 作成日時:2020年11月2日 21時

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