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度数がかなり低いお酒をちびちび飲んで、酔っ払ってしまわないようにだけ気をつける。
お目当ての人はどこだ。私が相手を任された、とある局のお偉いさんはどこだ。
「RMです。こうしてお話するのは初めてですよね？よろしくお願いします。」
「Aです。こちらこそよろしくお願いします！」
「ナムジュナ〜硬すぎ！Aちゃんの希望、J-HOPEです！メンバーからよく名前は聞くけど、話すのは初めて、かな？」
J-HOPEさんの言葉に本当は初めてじゃないです、とはさすがに言えないからそうですと答える。
今まで接点がなかったクサズとも少しだけど喋ることが出来た。
BTSの皆さんと談笑しながら、お目当ての方を見つけるためにキョロキョロと視線をあちらこちらに移す。
そんな忙しない私を不審に思ったのか、ジミンさんが声をかけてきた。
「さっきからキョロキョロしてどうしたの？」
「あー、いや！ちょっと御手洗に行きたいなぁ？みたいな。」
「挙動不審みたいだけどㅋㅋ
御手洗は向こうだよ。一緒に行く？」
「いっ、いえ！大丈夫です！」
「冗談だよㅋㅋ
行ってきな、みんなここにいるから。」
「ありがとうございます！」
ジミンさんが指した方向に足を進める。
嘘を言って出てきちゃったけど、いよいよだ。
あぁ、もう、行きたくない。
どうしよう。
数歩歩いたところで、その先の足が出てこなくて振り返って来た道を戻った。
「ん？何かあった？」
「いや、ちょっと、やっぱりいいかなぁって、」
我ながら何を言ってるんだろう。
さすがに挙動不審すぎて引かれたかも。
でもジミンさんは優しい目でにっこり笑ってくれた。
「ずっと僕達のところにいな。その方が安全でしょ？」
いいよね、あと少しだけ。
もうちょっとだけ、幸せな気持ちを味わってたいの。
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てこゆの(プロフ) - もえさん» わー！！嬉しいお言葉ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年6月13日 21時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます！！こんなにハマった小説はじめてです！！！これからも応援しています！ (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年6月9日 19時
