灰原くんの好きな人【灰原雄】

自販機で ページ3

『ちと飲み物買ってきまーす』

五条「俺いちごミルク」
夏油「私は緑茶」
家入「コンビニのタバコ」

『買ってこいと？硝子、私はまだ捕まりたくないんだ』

五条「お前俺に負けたじゃんさっき特訓で」
『接戦やったやろがい！』
夏油「あれのどこが接戦だったのか笑」
『なんだこら傑！やんのか？！』
夏油「私はいいけどね」

家入「やめとけA」
五条「お前負けるぞ」

『ぐぅの音も出ない…ぐぅ。』
家入「出てるじゃんウケる」

『くっそー！覚えてろよー！』
五条「へーへー」

特訓中のどが乾いたので飲み物を買いに行こうと思ったらなぜか4本買う羽目に。ちくせう。

なんで悟に負けたのかなーって考えているうちに高専内の自販機に着いた。

まずはコーラ…とボタンを押す。

『あ、硝子何飲むか聞き忘れた…。まぁオレンジジュースでいっか。』ﾋﾟｯ

「あ、Aさんだ！」

私の名前が聞こえた方向を見ると灰原くんがいた。

『あ、灰原くん！』

灰原「先輩、それ全部飲むんですか？」
『これは悟達のもあるんだよー。あ！せっかくだし先輩が奢ったげよっか！』

灰原「えぇ、悪いですよ！コーラが好きです！」
『ふふっ。正直だね』

自動販売機が揺れ、音が響く。

『はい、どうぞ！』
灰原「ありがとうございます！好きです！」

『これから強くなるんだよー！…へ？好き…？！』

顔に一気に全身の熱が籠る。

灰原「初めて見たとき一目惚れしました！先輩に好きになって貰えるようにがんばります！失礼します！」

と言って彼は去っていった。

『えっ？！//ちょっ、灰原くん？！』


(好きです！)


(初めて見たとき一目惚れしました！)


『嘘でしょ、、？//』





家入「おー、遅かったな」

五条「ぬっる！！」

『ごめんって！///』

家入「？？」

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